黒千石大豆の種

黒千石大豆(くろせんごくだず)は昭和初期に十勝地方で30年以上栽培されていましたが、手間がかかることや小粒なため絶滅したと言われていた品種です。 機能成分であるポリフェノールの含量が多いことで知られる小豆(660mg/100g)よりさらに多く(950mg/100g)含まれています。 ほのかな甘味と豊かな豆の味わいが楽しめます。 また、小粒種独特の食感も抜群なので一流レストランなどでも評価されています。

遺伝子組み換えはしていません。
収穫された種を食用として販売しても問題ありません。
栽培後に採種された種を再販しても問題ありません。

和名: 黒千石大豆
英名: Black Soy
学名: Glycine max

産地: 北海道
形態: マメ科ダイズ属、一年草
種別: 固定種
収穫: 90〜100日
遺伝子組み換え: なし
栽培方法: 無農薬
消毒: なし
pH: 6〜7
種蒔き: 6〜7月
発芽適温: 15〜20℃
発芽率: 92%
栽培温度: 18〜28℃
株間: 30〜40cm
畝間: 90cm
連作障害: あり *2年間空けてください。
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
栽培のコツは、土作りと、苗が倒れないように土寄せをすることです。 大豆などマメ科の植物は、肥料成分である窒素を空気中から取り込む働きをもつ根粒菌と共存しているため、肥料が少ない土地でもよく育ちます。 ただ、土の水はけが悪く過湿な状態が続いたり、土の耕しが不十分だったりすると根をしっかり張れず、生長が止まってしまいます。 

■圃場の準備
水はけがよくなるよう川砂を混ぜ込み、地植えなら種まきや苗植えの前に数回ほど耕すようにして事前の土作りをしてください。 ふわふわな土で、たくさんの日光と水を吸収させてあげれば、大きくておいしい大豆へと生長します。

■元肥
苦土石灰を入れ、元肥は入れないでください。

■肥料
大豆などのマメ科の植物は、空気中の窒素を取り込んでくれる根粒菌と共存しているので、肥料は少なめでも栽培できます。 むしろ、肥料が多いと生育不良を起こしてしまうので注意してください。 植え付けのときに、堆肥や緩効性肥料を混ぜ込み、花が咲いたら固形の肥料を施したら、その後は2週間に1度薄い液肥を与えるくらいで十分です。

■播種
畝幅: 90cm
黒マルチ: あり(なくても良い)
株間: 2列、30〜40cm間隔で2〜3粒ずつ

1)直径9cm(3号)の育苗ポットに赤玉土小粒など種まき用の土を入れる。
2)指の第一関節ぐらいまでが埋まるよう、2粒ほど種を土に押しこむ。
3)土が乾かないよう水やりをして管理する。
4)7〜10日ほどで発芽し、本葉が1〜2枚ほど生えた頃にプランターや地面に植え替える。

■水やり
大豆は根を浅く張るため、乾燥に弱く、水を大量に必要とする開花期に水切れすると、実があまりつかなくなり、小粒にもなります。 開花期の7〜8月にかけて、晴天が続いて土の表面が白く乾いていたら、朝か夕方に水をたっぷりあげてください。

■摘心
本葉が5〜6枚(背丈が30cmくらい)になった頃、主枝の先端を指やハサミで摘み取ってください。 主茎の伸びが止まり、脇芽の発生が促され、倒れにくくなるのと、莢のつきが良くなり、空莢も少なくなります。

■土寄せ
大豆を上手に栽培するときは、「土寄せ」が必要です。根を浅く張り、苗が倒れやすいため、本葉が1枚出たときと本葉が3枚出たときに株元へ土を寄せて苗を安定させてください。

■収穫
葉が落ちて株全体が茶色く枯れ、莢をふるとカラカラと音がするようになったら適期です。 収穫後、株をいくつか束ねて軒下などの風通しのよいところに吊るし、2週間ほど乾燥させてください。

■脱穀
防虫ネットなどに包んで棒で叩いて豆を莢から出すか、手で一つ一つ莢から豆をとりだす。

【利用】
豆腐や味噌にチャレンジしてください。 小豆のように赤飯にしても美味です。 クックパッド等にレシピが豊富に紹介されています。

【納期】
2〜10日以内に出荷します。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 KuroSengokuDaizuSeeds
販売価格
385円(本体350円、税35円)
購入数
オーダー

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