超吸水性高分子材(吸収性ポリマー、Super Absorbent Polymer)

高吸水性高分子(SAP)は 1970 年代後半から土壌保水材として利用されています。 乾燥材としても利用されていて、身近なものではオムツやナプキンにも利用されています。 SAP は自重の数百倍の純水を吸収しますが、塩分を含む塩水では吸水能が数分の 1 に低下し、土壌中では粒子間での膨潤に限られるのが特徴です。 

商品名: 超吸水性高分子材、農業用吸収性ポリマー、ハイドロゲル
英名: SAP (Super Absorbent Polymer)
モデル: SAP-50B
原産地: アメリカ
pH (25 ° C) :6.0-7.0
密度(g/cm3): 0.50-0.80
粒径(mm): 0.6±0.2
色: 白
臭い: 無臭
吸水倍率: 500倍
食塩水吸収度(g/g): 57±2
食塩水分貯留(g/g): 50±2
食塩水吸収速度(s): ≤25
耐久性: 5年
成分: アニオン系アクリル酸
分解: 生分解

【特徴】
1) 用土の30〜60%を削減出来る
高吸水性ポリマーをトマトの二次育苗時の用土に8〜12g/L の濃度で添加したとき、用土量の30〜60%を削減でき、無添加時と同等の生育の苗が生産可能です。

2) 保水性があがる
水を75%削減します。 根に吸水されて縮小したポリマーは、散水時に再び膨張します。

3) 肥料の効果があがる
肥料を散布して、根から吸収をさせる場合、樹脂と根との親和性は極めて強く根が樹脂から直接、水分を確実に吸い上げます。 吸水性ポリマーに吸収された肥料成分は流失することがなくなります。

4) 収量があがる
同じ日数を栽培した場合、十分な水分と養分が保たれたほうが収量があがります。 露地栽培の場合、メロンは70%、スイカは50%程度の収量増が見込めます。

5) 収穫が早くなる
特に葉物は効果が顕著に現れます。

【使用量】
花: SAP8〜12グラムに対し、土1リットル
野菜: SAP8〜12gm/L
樹木: SAP10gm/L

【使用方法】
1) バケツで、先に水を吸水させてください。 SAP10グラムに対して3〜5リットルの水が必要です。 液肥を混ぜる場合は、肥料焼けする恐れがあるので、通常の施肥量の半分にしてください。
2) 吸水させたSAPを他の改良材や肥料などと一緒に、土に混合してください。
3) 野菜や花などの移植の場合は、掘った穴に吸水させたSAPを先に入れてから定植してください。 樹木の場合は、吸水させたSAPを先に入れてから木を入れ、木を左右に動かしてください。
4) 通常の埋め戻しをしてください。

農薬ではないので、地力増進法、肥料取締法、土壌汚染対策法による規制はありません。

【注意】
食品ではありません。 飲んだり、食材として使わないでください。

【保管方法】
直射日光のあたらない冷暗所で、子供の手の届かないところで保管してください。
20gm100gm300gm500gm1000gm
型番 SAP
販売価格
550円(本体500円、税50円)
購入数
オーダー
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