クラスタマメ(グア豆、グアー豆)の種

グアー豆とはインドやパキスタンで食用にされているエンドウマメの一種です。 水溶性の植物なので、カレーやサラダとして利用されており、たんぱく質摂取に役立っている食物繊維です。 グアー豆の胚乳(正確には子葉)部を粉砕して得られたグアーガムは食品添加物として認められていて、増粘剤、増粘安定剤、ゲル化剤として広く用いられています。 グアー豆を酵素で処理したグアー豆酵素分解物は水溶性食物繊維 として用いられています。

グアー豆は水溶性の食物繊維ですので、整腸作用があります。 腸のぜん動運動を活発にしてくれるため、便通を改善し、腸内環境を整え、下痢の症状も改善してくれます。 天然成分ですので抗がん剤により便秘にも用いられます。 他の食物繊維よりもヒトの腸内細菌に発酵分解されやすく、腸内細菌が短鎖脂肪酸を再生し、短鎖脂肪酸が腸内の水分量を調節してくれるため、お腹の調子がよくなることが知られています。

グアー豆はコレステロールを減少する作用もあります。 血糖値の上昇を抑制する作用もあります。 これは水溶性食物繊維や消化酵素によって分解されにくいため、ミネラルやカルシウムの吸収を促進し、コレステロールから作られる胆汁酸をも吸着してくれます。 腸が吸収しすぎる脂質を正常な吸収量に調整してくれる働きもあります。

和名: クラスタマメ、グア豆、グアー豆
英名: Indian Cluster Bean、Guar Bean,、Gum Bean
学名: Cyamopsis tetragonoloba

産地: パトナー・インド
形態: マメ科クラスタマメ属、一年草
草丈: 60〜90m
結実性: 雌雄同株
収穫日数: 50〜60日
種蒔き: 3〜8月
発芽適温: 22〜30℃
発芽率: 89%
生育気温: 25〜37℃
耐寒温度: 3℃
耐暑温度: 40℃
株間: 40〜60m
連作障害: あり *5年空けてください
栽培難度: Level 1   

【栽培方法】
エンドウマメと栽培方法は同じですが、寒さには弱いので、秋蒔きしないでください。

■土壌、環境
酸性の土を嫌うので、種蒔きの2週間前に苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前になったら、堆肥と化成肥料を施して耕してください。 高めの畝を立て、黒マルチを張ってください。 日当たりの良い場所で十分な降水量が理想ですが、乾燥に強いので、日本全国で栽培可能です。

■芽出し
1) 種は水に24時間程度浸けてください。
2) 覆土は2cm未満にして直播きしてください。  

■追肥、土寄せ
生育があまり良くないようであれば、窒素成分が少なく、リン酸分の多い肥料で追肥し、同時に土寄せをしてください。 追肥と土寄せの目安は次の通りです。

1回目: 蔓が伸び始めたころ(3月中旬〜4月上旬)
2回目: 花の咲き始めたころ(4月上旬〜4月下旬)

■収穫
エンドウマメのようにサヤがふっくらと大きくなります。 これ以上大きくならないと思った時にテスト収穫してください。

■利用
無味無臭なためグアー豆酵素分解物は、水溶性食物繊維 素材として固形食品だけでなく飲料、ゼリー、流動食、スープ、健康食品など様々な食品に応用されています。

【納期】
2〜10日以内に出荷します。
20粒50粒100粒300粒
770円(本体700円、税70円)
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1,782円(本体1,620円、税162円)
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9,075円(本体8,250円、税825円)
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型番 ClusterBeanSeed
在庫状況 在庫 0 オーダー売切れ中
購入数
Soldout
  • はるのひかり
  • 40代
  • 男性
  • 2020/02/18 16:14:56
腸活
クラスタ豆の含まれるグアーガムが酪酸菌のエサになるというので購入しました。今回で3回目の購入となります。
栽培(神奈川県南西部で)は最高気温20度以上が続く3月下旬に種まき(マルチ・トンネル)で夏〜初冬まで収穫できました。

あまり市販されていない品種でしたので助かりました、対応も迅速でした。
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