バンクシア・オキシデンタリスの種

花言葉「心に鎧を着る」は、火災にあって初めて種子が飛び出す実の固さを例えています。 ユニークな筒状花で、秋から春に、細長く葉裏が白っぽい革質の葉をつけた枝先に、小さなつぼみが円筒状に集まった黄白色の花がめしべを突き出して咲き、花が終わると松かさ状の固い実がつきます。

属名は探検家のJames Cook船長がオースラリアの東海岸を発見したとき同伴していたイギリスの植物学者Joseph Banksにちなんで名づけられました。 バンクシアは自生地のオーストラリアで発生しやすい森林火災にあって木が焼けると、実が割れてタネが飛び散り、雨が降ると発芽します。

和名: バンクシア・オキシデンタリス
英名: Banksia
学名: Banksia occidentalis

原産国: パース・オーストラリア
形態: ヤマモガシ科バンクシア属、常緑低木
草丈: 2〜4m
露地栽培: 日本全国
種蒔き: 4〜8月
発芽適温: 18〜23℃
発芽率: 68%
耐寒温度: -7℃
耐暑温度: 50℃
株間: 2m
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■土壌・環境
元々砂漠地帯に自生する植物なので、元肥や堆肥は不要です。 特有の「プロテオイド根」という特殊な根の性質により、リン酸が多めの土だと枯れます。 多肉植物用の培養土がおすすめです。 用土を混ぜる場合は、赤玉や鹿沼土、軽石などを水はけ良くブレンドしてください。 日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。1日中日が当たるような、南向きの場所がおすすめです。 できれば北風など冷たい風が当たらない場所が良いです。

■芽出し
種は水に12〜24時間ほど沈めてから播種してください。 覆土は1cm程度で十分です。 ネメデール等の発芽促進剤を使用して、発芽するまで土が乾かないように注意し、18〜24℃をキープしてください。 3〜7週間で発芽します。

■定植
高くなっても自立するので、フェンスや支柱は特に必要ありません。

■水やり
水やりは土の表面が乾いてからたっぷり与えてください。 水のやり過ぎによる多湿には気をつけてください。 秋と冬は水は少なめにしてください。

■肥料
プロテオイド根のあるバンクシアは、リン酸が多いと花が咲きにくくなったり、生育が悪くなって枯れます。 肥料をやるときはリン酸の少ないオージープランツ専用の肥料を使ってください。

■剪定
徒長枝が出やすいので、伸びすぎた枝は適宜剪定してください。 伸びすぎた枝をこまめに整理しながら育てると、枝数も増え、樹形も整います。 また剪定をすることで花芽もつきやすくなります。 特に若木のうちは剪定を繰り返して幹を太くし根張りを良くすることで、生育もよくなり寒さにも耐えやすくなります。

■開花
開花まで4〜6年かかります。

■増やし方
適期は気温の安定してきた梅雨頃に、その年に出た枝を10cm程度にカットして水に1時間程度つけてください。 切り口に発根剤をつけて、鹿沼土に挿してください。 発根するまでは水を常に湿らせた状態を保ってください。

【利用】
観賞用、切花としてご利用ください。
10粒30粒50粒100粒
2,750円(本体2,500円、税250円)
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7,425円(本体6,750円、税675円)
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型番 BanksiaOccidentalisSeed
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