ホワイトチアの種

シソ科の植物で半耐寒性一年草です。幅広の葉を持ち、夏にブルー花を咲かせます。 カルシウム、鉄分、ビタミンなどを豊富に含むことから食用として用いられます。 ヨーグルトやジュースに加えたり、クッキー作り等に。

よく「ふくらむ種」とも呼ばれています。 水分を含むと約10倍に膨らみます。 最近ダイエット食材としても注目されています。 このゼリー状の成分はグルコマンナンといい人間が消化できない食物繊維なのです。ちなみにこんにゃくにも含まれています。 このグルコマンナンが水分を含むと膨張するため、少しの食事量で満腹感を得ることができるというわけです。 

チアシードには食物繊維だけではなくアミノ酸・カルシウム・マグネシウムも含まれているため、 不足しがちな栄養素も同時に摂取できます。 つまり、チアシードは少量摂取するだけで満腹感を得ることができるだけでなく、食物繊維も豊富なので便秘も解消できる、という超優れモノの食品なのです!

■食物繊維がすごい
国民健康・栄養調査によると食物繊維は、男女ともに摂取量が不足している栄養素です。 チア・シードは食物繊維をなんと4.1g含みます。 食物繊維が多いことで知られている、玄米には0.5g、大豆には2.2gしか含まれていません。 食物繊維のキング級のごぼうには5.1gの食物繊維が含まれていますが、チアシードのようになかなか手軽には食べられません。 食物繊維は、満腹感の維持・ダイエットに役立ったり、便秘を解消したり、血糖値の変化を緩やかにしたり、コレステロールを改善したり、憩室炎の予防に役に立つなど、様々な役割があります。

■オメガ3脂肪酸の量がすごい
オメガ3脂肪酸は、心臓の健康だけなく、心や頭の健康にも大切だと言われている栄養素です。 チアシードはオメガ3脂肪酸(ALA)を2.14g含みます。 オメガ3脂肪酸が多いことで知られているクルミを同じカロリー分食べても、0.8mgしか摂れません。 オメガ3脂肪酸のタイプが同一ではありませんが、動物性の中でトップ級のさばでも同カロリーだと含有量は0.4〜1gです。 チアシードの含有量はダントツです。

■カルシウムがすごい
よく知られている通り、カルシウムの摂取量は男女ともに大きく推奨量を下回っています。 カルシウムが不足すると、骨粗鬆症などにつながるほか、認知障害や高血圧などを引き起こす可能性があります。 チア・シードにはカルシウムが76mg含まれています。 カルシウムが多いことで知られている牛乳には96mg、チーズには110mg含まれます。 トップ級の乳製品と比較すると含有量は少々劣りますが、植物性の食品の中ではチア・シードがトップ級です。 植物性の中で、カルシウムが多いことが知られているブロッコリーには67mg含まれています。 チアシードはカルシウムの量でも優等生。

■鉄分がすごい
国民健康・栄養調査によると、男女ともに鉄分が平均的に不足していますが、女性では特に大きく推奨量を下回っています。 鉄分が不足すると、免疫が低下したり、疲れやすくなったりします。 チア・シードには鉄分が0.93mg含まれます。 鉄分が多いことで知られている、牛レバー58カロリー分には1.8mg、ごまには1mgの鉄分が含まれます。 比較してみるとチアシードの鉄分含有量が優れていることが分かります。 ほうれん草は58カロリーあたり、鉄分を5.8mg含みますが、かなりの量(290g)を食べる必要があります。 日々、ほうれん草を大量食べる訳にもいきませんし、やはりチアシードは鉄分でも優等生。

■亜鉛もすごい
亜鉛の平均摂取量もまた男女ともに推奨量を下回っています。 亜鉛が不足すると、免疫機能の低下、精神障害、味覚障害を引き起こす可能性があります。 チアシードには亜鉛が0.55g含まれています。 亜鉛が豊富なことで知られている、アーモンドには0.4g、ごまには0.6g、卵には0.6g。 チアシードも豊富な亜鉛が含まれると言えるでしょう。

■マグネシウムもすごい
マグネシウムの平均摂取量も男女共に推奨量を下回っています。 マグネシウムは骨の健康だけでなく、精神・神経の働きにも大切です。チアシードに含まれるマグネシウムは40mg。マグネシウムが多いことで知られる大豆には35mg、アーモンドには30mg、ごまには34mgのマグネシウムが含まれます。 ここでもチアシードは優等生。 ごまも度々登場していますが、チアシードとごまの違いは、ごまはすらないと殻が邪魔をして栄養素を十分に活用できないと考えられていること。 また酸化の心配もでてきます。 一方、チアシードはそのままでも、殻の性質の違いにより、体内できちんと栄養素を使うことができると言われいます。

栽培用の種子ですので、食用ではありません。(輸入の際に消毒されている可能性があるため)
遺伝子組み換えはしていません。
収穫された農作物を食用として販売しても問題ありません。
栽培後に採種された種を再販しても問題ありません。

和名: チア、チアシード
英名: White Chia
学名: Salvia hispanica

原産国: テキサス州・アメリカ
遺伝子組み換え: 無し
消毒: 済み
発芽適温: 20℃
発芽率: 80%
密集率: 50〜150株/m2
栽培期間: 3〜4か月間
草丈: 100〜120cm
連作障害: なし
栽培栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■播種期
*散播、点播、条播のどの手法でも問題ありません。 
冷涼地:5〜10月
中間・暖地: 4〜9月
*最低気温が5℃以上になり、霜が降りなくなってから蒔いてください。
*発芽まで1〜3週間かかります。
*種子繁殖作物で、自殖性であるが、関東以南の温暖地に適する。
*深根性でトウモロコシよりも耐干性が強い。
*酸性土を嫌う。
*よく日が当たる場所から明るい日陰で栽培します。光線が弱すぎると株が徒長します。

■種蒔きの目安
1穴4〜5粒蒔き、軽く土をかぶせる。
株間25〜30cm、条間50cm

■病気と害虫
病気: 苗腐病、灰色かび病
春から秋に、苗腐病や灰色かび病などの病気が発生します。見つけたら、病気に侵された部分は除去します

害虫: カイガラムシ、ハダニ
年間を通してカイガラムシやハダニが発生します。見つけたら早めに防除します。

【収穫量の目安】
40〜70グラム/株

【納期】
2〜10日以内に発送します。
500粒2000粒4000粒10000粒50000粒
型番 WhiteChiaSeed
販売価格
990円(本体900円、税90円)
購入数
オーダー
  • のうさぎ
  • 30代
  • 男性
  • 2017/01/25 02:05:06
栽培結果
 5月初旬に播種、4日後に発芽。1m2に150粒のイメージでばら撒きしましたが、少し密集しすぎたかもしれません。
 その後、特に害虫被害もなく成長したのですが、草丈が3mほどになってしまったので、風対策に苦労しました。
 収穫は12月(茎に栄養を取られ過ぎたのか、はたまた寒冷地での栽培のためかは不明ですが、種の膨らみが小さい気がします)。
 一応種っぽいものは収穫したので、これを蒔いて再度挑戦してみます。
ショップからのコメント
穂が太らないのは、風で受粉不足か、日照不足が考えられます。 播種する時期を2週間早めるだけでもかなり変わってきます。(2017/02/04 02:14:08)
  • Masai
  • 30代
  • 男性
  • 2016/07/11 12:43:12
順調です。
5月中旬にばら蒔き、条蒔き、点蒔き、プランタからの植え替え、など、いろいろな方法で植えました。また、水につけた物、つけない物などのバージョンも試した結果、バラ蒔きor条蒔きで、水につけない物が一番発芽率がよく、成長も順調です。

水の量、土の状態、気温など、いろいろな条件があると思いますが、適した植え方をすればしっかり育ってくれる印象です。
  • KAZ
  • 30代
  • 男性
  • 2015/08/24 13:30:13
まだこれから
8/11に4粒×5穴で撒いてみました。
8/24現在、芽らしきものは確認できていません。
水に浸して発芽してから植え替えるといいと書いてあるページがあったので、
改めて蒔いてみたいと思います。

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