ヒュウガトウキ(日向当帰、日本山当帰)の種

大分と宮崎に分布域が限定されているので、学術的にも非常に貴重な品種です。 かつて強心剤として用いられたこともあり、死者をも蘇らせると言われていました。 江戸時代に薩摩藩が門外不出の薬草として栽培し「神の薬草」とよばれていました。 現在、日向当帰の根は医薬品に認定されていますが、日向当帰の葉にも素晴らしい成分が含まれていることが判り、健康食品やサプリメントとして注目され、いくつかの大学や研究グループでたくさんの研究成果が発表されています。 薬効については、「ヒュウガトウキのすべて―東洋医学で学ぶ健康づくり」をご一読ください。

イヌトウキと混同されますが、イヌトウキはは九州・四国・近畿地方南部に分布しているの対して、ヒュウガトウキは宮崎県南部で自生しています。 またヒュウガトウキはイヌトウキよりも大きく丈が2mにもなります。 またヒュウガトウキはイヌトウキとは違って一回結実性(高等植物で一世代にただ一度だけ開花結実する性質)ではありません。

和名: ヒュウガトウキ、日向当帰、日本山当帰
英名: Japanese Hyuga Ginseng
学名: Angelica furcijuga kitagawa

原産国: 大分県
形態: セリ科シシウド属、多年草
草丈: 180〜250cm
栽培期間: 2年〜
利用: 薬用
播種時期: 3〜7月
発芽適温: 15〜20℃
発芽率: 62%
pH: 6〜6.5
鉢植え: 可能(5号ポット以上)
遺伝子組み換え: 無し
株間: 40〜60cm
条間: 50〜60cm
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■環境・土壌
日当たりと排水の良い所を好みます。

■栽培サイクル
1) 春に苗床に播種し、1年間育成し、2年目春に苗を掘り上げて定植する。
2) 栽培年数は2年: 2年目(定植した年)の晩秋に収穫する。 但し、2年目に抽苔した株は内部が木質化して生薬としては使えないので、抽苔株は破棄する。 大きな苗を植えると抽苔しやすいので、使用する苗は根頭径7mm以上のものを使う。 小さな苗は2〜3本まとめて1株とする。
3) 採種は3年目株から: 2年目秋に収穫しないでそのまま畑で越冬させ、3年目夏に開花・結実させ採種する。 トウキとホッカイトウキは容易に交雑するので、一緒の畑で採取しない。

■種蒔き
1) 種子を乾燥させたまま5日程冷蔵庫に入れてください。
2) 種を水に入れて、24時間浸してください。
3) 管理がしやすいので、プラグトレイ(セルトレイ)を使うことをお勧めします。 種蒔き用の土に覆土を5mmで播いてください。 その上にワラを乗せてください。 露地蒔きは地温が安定しないので、育苗してから定植したほうがベターです。
4) 土の表面が乾いたら、軽く水を与えてください。
5) 3〜4週間で発芽します。 20℃を超えると発芽しないので、冷所で管理してください。

■育苗
適当に間引きして、秋までに本葉6〜7枚まで育てて、翌年春に定植してください。 ワラは越冬の時に厚めに敷き詰めておくほうがベターです。 翌春になったらワラを取り除いてください。

■定植
エンピツの太さになったものだけを選別いて定植してください。

■肥料(10aあたり)
N:P:K=20-20-20
250kg/10a

■追肥(10aあたり)
N:P:K=5-5-5
60kg/10aを5、6、7月に月一回

■収穫
11〜12月の葉が黄変したころに掘り取った根の土を落として数株づつ束ねて天日で乾燥させてください。 約1ヶ月ほどつるして半乾きにしたものを約40〜45℃の温湯に5分間ほど浸して、土を落として柔らかになったものを形を整えて翌春まで日陰につるして乾燥させます。 このようにして調製したものを生薬の当帰(とうき)といいます。 芳香と強い辛味および甘味のあるものが良品とされていますが、非常に虫がつきやすいので注意してください。

10アールに5,000株植えた場合、10aあたり250kg程度の収穫が見込めます。

【利用方法】
秋に根を掘り上げて、土が付いたまま束ねて陰干ししたものを当帰と呼び、漢方薬の原料となります。 民間療法としては焼酎漬けや煎じ薬として利用されています。 完全に乾燥させた根を湯(45℃)に3〜5分浸して、水洗いして、さらに1カ月ほど陰干ししてください。 煎じる場合は3〜5gmを600ccの水で半量ほどになるまで煮詰めてから3回/日服用してください。 

【納期】
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20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 HyugaGinsengSeed
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販売価格
935円(本体850円、税85円)
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