明日葉(八丈草)の種

あしたばは日本原産の植物で、房総半島や三浦半島、伊豆七島などに自生しています。 特に八丈島でよく食べられていたため「八丈草」とも呼ばれています。 「あしたば」の由来は「葉を摘んでも明日には新しい葉が出ている」という強い生命力からです。 健康長寿に良いとされて、その名が知られるようになりました。 カルコン・クマリン・カロテン・ビタミン(B1・B2)・亜鉛・パントテン酸などが豊富に含まれます。

カルコン: 発がん性物質を抑えると言われています。
クマリン: 老化防止に効果があると言われています。

■生の明日葉100gm比
ビタミンA効力はニンジンの5倍
カリウムはピーマンの5倍
ビタミンB2はにんにく28個分
ビタミンCはレモン4個分
タンパク質は180gmの牛乳7本分
鉄分はほうれんそう約3束分

和名: 明日葉(あしたば)、明日草、八丈草
英名: Ashitaba
学名: Angelica keiskei

原産国: 東京都(八丈島)
形態: セリ科シシウド属 、多年草
pH: 6.0〜6.5
草丈: 60〜120cm
株間: 35〜50cm
畝幅: 120cm
播種: 4中旬〜5月下旬
鉢植え: 可能
発芽適温: 15〜20℃
発芽率: 54%
耐暑温度: 30℃
耐寒温度: 5℃
生育適温: 10〜25℃
連作障害: あり。 2〜3年空ける
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■土壌・環境
水はけがよい、風通しのよい、屋外の半日陰を好みます。 播種前に石灰を散布して中和させてください。 多湿を嫌い、暑さに弱い性質をもっています。 気温が25℃以上になると生育が止まって枯れてしまうので、日本の夏を過ごすことができません。 沖縄や八丈島でしたら多年草が可能です。 元々は多年草ですが、本土では一年草として扱われます。 

市販の草花・野菜用培養土で育てることができます。 用土を作る場合、割合は赤玉土7:腐葉土1:川砂2にしてください。

■種蒔き
1) 一晩種を水に浸してください。
2) 9cmポット育苗の場合、3〜4粒ずつ播き、覆土は2〜3mmにしてください。 露地栽培は午後日影になるような場所に、パラパラと蒔いて軽く土と混ぜて軽く踏みしめて下さい。
3) 土の表面が乾燥しないように散水してください。 2〜3週間で発芽します。 発芽率は標準値で40%です。
4) 発芽したあとは放任栽培で、草取り位はして下さい。

■定植
本葉3〜4枚出たら根を傷つけないように定植してください。 植え付けたらたっぷりと水を与え、日向で管理してください。

■肥料
肥料は元肥として油かすや緩効性の化学肥料を用土に混ぜ込んでください。 追肥には化学肥料を週1回使ってください。

■水やり
過度な湿気によって根腐れを起こしてしまうので、乾燥気味にしてください。 乾燥しすぎると葉が傷む原因となるので、鉢に根がよく張っている株では水不足にならない様に気をつけてください。 鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えるようにします。 地植えの場合は特に水やりは必要ありません。

■植え替え
一年草として扱う際には、植え替えの必要はありません。 多年草として栽培する際には、年に1回植え替えてください。 直根性で根が傷みやすいことから植え替えを嫌います。 どうしても植え替えが必要な場合は、根を慎重に扱いながら行うようにしてください。

■収穫
収穫期は8〜11月です。 葉がお手頃なサイズになったら収穫してください。 葉はどれだけ採ってもどんどん出てきます。 新芽が最も美味しいです。 株から3本の茎を出しますが、古い2本は残して新しい3本目の茎を収穫したほうがベターです。 全て摘んでしまうと、新芽が出なくなったり枯れてしまうため。

■増やし方
こぼれ種から増やすことが可能です。 常緑の宿根草なので、一度植えれば毎年葉を収穫可能です。 地上部が枯れますが、株は生きています。 二年目からは春から収穫が可能です。

【レシピ】
油との相性がよいため、若葉の天ぷらが定番の食べ方です。 下ゆでしたあしたばは、炒め物やおひたし、和え物など、さまざまな料理に使えます。 葉を乾燥させて、明日葉茶にするのも効果がた高いです。

【納期】
2〜10日以内に出荷します。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 AshitabaSeed
販売価格
495円(本体450円、税45円)
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