クールバリルの種

*** 日本初上陸の品種です ***

クールバリルは西アジア〜中南米原産で、材木などにも使われる一般的な木です。 果実は食用として古くから親しまれており、またその樹液も香水などに利用されています。 しかし、クールバリルは知る人ぞ知る「悪臭を放つ木」の一つで、その果実には臭みがあることから、「悪臭を放つつま先(Stinking Toe)」と呼ばれています。 好きな人は「クセになる臭み」と言います。

樹皮・葉・樹脂には、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、抗バクテリア作用、強壮その他の効用があり、多くの科学者に研究されています。

茶褐色の固い殻に包まれた果実はデンプンとタンパク質を豊富にふくみ、栄養価が高いため食用にされます。 サヤは硬いため、石やハンマーを使ってサヤを割り、パルプの部分を取り出して食べます。 生のままで食べられますが、パサパサと乾燥しておりまるで小麦粉の塊のような感じです。 乾燥させ粉末にしてクッキーやクラッカーを作るって手もあり、とにかくデンプンとタンパク質が豊富なため昔から重宝されています。 シンガポールでは特別天然記念樹となっています。

和名: クールバリル
英名: Courbaril、West Indian locust、Stinking Toe Tree、Brazilian Copal
学名: Hymenaea courbaril

産地: ヘイズ・ジャマイカ
形態: マメ科オオイナゴマメ属、常緑高木
樹高: 20〜30m
結実性: 雌雄同株
種蒔き: 3〜8月
発芽適温: 22〜30℃
発芽率: 92%
生育気温: 25〜37℃
露地栽培: 関東以南、太平洋側
耐寒温度: 6℃
耐暑温度: 40℃
株間: 20〜40m
連作障害: あり *5年空けてください
栽培難度: Level 1   

【栽培方法】
■土壌、環境
酸性の土を嫌うので、種蒔きの2週間前に苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前になったら、堆肥と化成肥料を施して耕してください。 日当たりの良い場所で十分な降水量が理想ですが、乾燥に強いので、日本全国で栽培可能です。

■芽出し
1) 1日真水に入れてください。
2) 覆土は4cm未満にして直播きしてください。  
3) 好光性なので、発芽するまで日が当たる温かい場所で管理してください。
4) 土の表面が乾いたら水をあげてください。

■水やり
露地栽培なら特に水やりは必要ありません。 土の表面が乾いたら水をあげてください。

■肥料
特に必要ありませんが、葉の色があまり良くないようであれば、窒素成分が少なく、リン酸分の多い肥料で追肥してください。

■冬超し
幹が木質になったらある程度の耐寒性がつきますが、若いうちは室内で管理してください。

■採種
サヤが茶色くなりカラカラに乾いてから採種してください。

■利用
食用、観賞用、研究用。
5粒20粒50粒100粒
20,900円(本体19,000円、税1,900円)
在庫 0 オーダー売切れ中
39,600円(本体36,000円、税3,600円)
在庫 0 オーダー売切れ中
型番 CourbarilSeed
在庫状況 7 オーダー
販売価格
2,310円(本体2,100円、税210円)
購入数
オーダー
>