アルソミトラマクロカーパの種

アルソミトラは世界で12種が確認されています。 アルソミトラ・マクロカーパは、高木に絡んで生長するウリ科のつる性植物で、数十メートルに生長したところで、人の頭ほどもある大きな果実を付けます。 果実は熟すと下に穴が開き、風で揺れるたびに羽根を持った種子がふわふわと飛び出してきます。

アルソミトラマルロカーパの種は、植物の中で一番大きい翼果を持ち遠くまで飛散します。 この形状からグライダーの発明に繋がったという話もあります。 1つの果実に300〜500枚の種が入っていて、またその形も一個ずつ異なります。 色々な方向に飛ばすために形が違っていると言われています。 中にはキリモミ状に落下するものもあります。

学術的にも珍しいので、教材としても人気があります。

和名: アルソミトラマクロカーパ
英名: Alsomitra macrocarpa、Alsomitra Vine
学名: Alsomitra macrocarpa

原産国: バリクパパン・インドネシア
形態: ウリ科アルソミトラ属、つる性常緑高木
栽培期間: 2〜3年
樹高: 10〜20m
種まき: 4〜6月
発芽適温: 20〜25℃
発芽率: 82%
pH: 6〜7
ベランダ栽培: 不可能
受粉株: 不要
露地栽培: 沖縄県
定植時期: 3〜4月
栽培適温: 22〜35℃
耐寒温度: 15℃
耐暑温度: 43℃
株間: 10〜20m
連作障害: なし
栽培難度: Level 5

【受粉について】
花が咲くまで4年程度かかります。 1本では実が付きにくいので、最低2株必要です。

【栽培方法】
■育てる場所・土
露地栽培は沖縄県だけが可能です。 半日を好みます。 土質は特に選びません。 日本の梅雨の時期に根腐れを起こしやすいので、水はけを良くしてください。 つる性なので、何かに絡む必要があります。 10m程度成長しないと実を付けない習性があります。

■芽出し
地温が20℃あれば何月に播種しても構いません。
1) 種子を水に24時間入れてください。
2) 適当な大きさの鉢を用意し、種蒔き用の柔らかい用土に播種してください。 覆土は1cm程度にしてください。
3) 発芽まで4〜6週間かかります。 発芽するまで、土の表面が乾いたら少し水をあげてください。
4) 10cm程度まで育ってから大きめのポットに定植してください。 20cmの丈になるまで、室内で管理した方がベターです。

■定植
定植の適期は3〜4月です。 翌年まで室内で管理してください。

■水やり
20cmの高さになるまで、土の表面が乾いたら水を与えてください。 若干乾燥気味な程度が丁度良いです。 1m程度の高さになれば乾燥させても大丈夫です。

■肥料
開花結実するようになったら、年3回、施肥してください。 1回の肥料は控えめにし、まず、寒肥として12月に粒状肥料を適量与えてください。 追肥として3月と8月に粒状肥料を株のまわりに与えてください。 播種してから1年で花が付くことは非常に稀です。

■梅雨越し
梅雨時期は、多量の雨で根ぐされを起こす可能性がありますので、鉢やプランターは軒下に置くなどしてください。 室内に入れずに、年中、屋外で栽培していただいて問題はありません。 冬場に氷点下になるなど寒すぎる場合は、室内での栽培をお勧めします。

■越冬
沖縄県でも15℃を下回るようなことがあれば、プチプチや布を巻いて越冬してください。

■植え替え
植え替えは特に必要ありません。

■納期
非常にレアな種子なので、在庫が無くなりましたら再入荷まで2週間程度かかります。 現地が雨季の時期は採種出来ないので悪しからずご了承ください。
1枚5枚10枚20枚
型番 AlsomitraMacrocarpaSeed
販売価格
2,640円(本体2,400円、税240円)
購入数
オーダー
  • DARUMA
  • 40代
  • 男性
  • 2017/09/15 20:58:33
アルソミトラマクロカーパの発芽・失敗
アルソミトラマクロカーパと言う大変貴重で珍しい種子の発芽に失敗しました。
原因は推測ですが灌水が上手く出来ていなかったためだと考えられます。
種を解体したら、中身がスカスカで何も残っていませんでした。
また、来年、頑張ってみます。
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