キバナオモダカの種

湿地、沼地などに生える抽水植物で多年草です。 中南米が原産地ですが、現在はほとんど世界中の熱帯域に移動、定着しています。 東南アジアの水田にも多く育成し害草となっていますが、日本では沖縄以外では越冬できません。 葉はやわらかく、根生し、シャモジ形です。

花後、花柄が水面に倒伏し苗を生じます。 キバナオモダカは、自家受粉して果実をつくり、種子は細かく、水中で発芽したものは、最初数枚の水中葉を展開します。 キバナオモダカは、熱帯地方では、若い葉や花を山菜のような感覚で香味野菜として食べたり、家畜の飼料に用いたりされます。 マレーシアではマーケットでも販売されていてつぼみと茎を炒め物として料理に使います。 茹でるとヌルッとした感じがあります。

和名: キバナオモダカ
英名: Yellow Velvetleaf、Sawah Flower Rush、Sawah Lettuce
学名: Limnocharis flava

原産国: メルシン・マレーシア
形態: オモダカ科科リムノカリス属、多年草
草丈: 40〜70cm
種まき: 常時
適正土壌pH: 6〜7
発芽適温: 20〜28℃
発芽率: 81%
耐寒温度: 20℃
耐暑温度: 33℃
栽培可能地域: 日本全国
ポット栽培: 可能
株間: 10〜20cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■環境・土壌
日当たりのよい環境を好みます。 キバナオモダカに耐寒性はありません。 通常冬期には暖房設備が必要です。 室内では強光が必要です。 

■種まき
種は細かく、ポットや平鉢などに蒔いてください。 種蒔き専用の用土を使うと便利です。 地温が20℃程度あればいつでも発芽しますが、春蒔きのほうが無難です。 発芽して10cm以上の高さになってから水中に定植してください。

■水やり
池や容器に鉢ごと沈め、常に水に根を浸しておきます。 水深は表土の上1〜5cmあれば十分です。

■定植
根元が水に入る程度で定植してください。 2〜4月が適期です。

■肥料
5月から10月の間、油かすと骨粉の等量配合の親指大のものを、月に1回、5号鉢で4〜5個施します。 用土に埋め込んで浮かないようにしてください。

■増やし方
繁殖力は旺盛で、花後の茎が地面に垂れ下がって着地すると、そこからまた子株を増やしていきます。 有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。 最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。

【利用】
観賞用、食用。

【納期】
2〜8日以内に発送します。
20粒50粒100粒300粒
型番 YellowVelvetleafSeed
販売価格
550円(本体500円、税50円)
購入数
オーダー
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