アメリカンハイブッシュクランベリー(アメリカカンボク)の種

ややこしいのですが、「アメリカンクランベリー」と「アメリカンクランベリーブッシュ」は別品種です。 赤い実は両方とも酷似していて、食用としてジュースやジャムにもなります。 「アメリカンクランベリー」の実のほうが若干大きいです。 日本のカンボクは食用ではありませんが、アメリカのカンボクは食用です。 

北米で大々的に栽培されて流通しているのは「アメリカンクランベリー」のほうです。 七面鳥の丸焼きに添える甘いクランベリーソースは、アメリカ合衆国とカナダの感謝祭には欠かせません。

アメリカンクランベリー: ツツジ科スノキ属ツルコケモモ亜属
アメリカンクランベリーブッシュ: スイカズラ科ガマズミ属

和名: アメリカンハイブッシュクランベリー、アメリカ肝木、アメリカカンボク
英名: American Cranberry Bush
学名: Viburnum trilobum

形態: スイカズラ科ガマズミ属、落葉低木
樹高: 200〜300cm
pH: 6.6〜7.5
収穫: 9〜10月 *関東の場合
結実までの期間: 1年
受粉樹: 不要
用途: 果実、ジュース、アイスクリームなど
原産国: サウスダコタ州・アメリカ
鉢植栽培: 可能
接木: 可能
生育温度: 10〜30℃ 
耐寒温度: -30℃
耐暑温度: 35℃
栽培難度: Level 2   

【栽培方法】
■環境、土壌
庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも、午前中は日当たりがよく、午後は明るい木陰になるような場所を選んでください。 酸性土壌を好みますので、ブルーベリー用の土にピートモスを混ぜた土を使ってください。 

■芽出し
1) 湿ったティッシュ等に種を乗せて、冷蔵庫で2週間ほど冷やしてください。
2) 覆土を5mm以下にして播種してください。
3) 発芽するまで土に湿り気があるように保ってください。 嫌光性なので、発芽するまで暗い場所で管理してください。

■水やり
時、土が濡れているように水をあげてください。 根が浅いので、真夏は鉢ごと水にひたして潅水させてください。

■肥料
庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、9月にも同じものを追肥してください。 鉢植えは、2月、7月、9月に有機質肥料か速効性化成肥料を施してください。

■夏越し
寒さに強いですが暑さに弱く、夏は暑さ対策してあげないと夏越しできません。 日陰か半日陰に移動したり、風通しの良い場所に移動してください。

■冬越し
寒さにはそれなりに抵抗がありますが霜に当たると傷んでしまいますので、霜に当たらない軒下で管理してください。 寒さにあてないと花芽がつかないので、しっかりと寒さに当ててください。 寒さに当てないと翌年花が咲きずらく、実も付きません。 昆虫によって受粉する必要がないので、室内で育てていても実がつきます。

■植え替え
時間と共に徐々に土のPhが酸性から弱酸性になってしまうので、2年に1回、2月中旬〜3月中旬中に酸性の土で植え替えをしてください。 根詰まりを防ぎ、通気をよくする効果もあります。

■増やし方
2月中旬から下旬に株分け、3月〜梅雨の時期に挿し芽で増やせます。
20粒50粒100粒300粒
型番 AmericanHighbushCranberrySeed
販売価格
440円(本体400円、税40円)
購入数
オーダー
  • DARUMA
  • 40代
  • 男性
  • 2016/12/09 22:11:10
アメリカンクランベリーブッシュのジャムの楽しみ
受粉樹:不要

栽培適地

日当たりの良い場所で育てるのが良いが、明るい日陰でも育つ。湿り気のある酸性土壌を好む。耐寒性は強く、全国的に栽培可能。

受粉不要だから栽培が楽ですね、その割に収穫出来たらおいしいジャ
ムを作れるようなので楽しみです☆
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