ブラックゴジベリー(黒クコ)の種

ゴジベリーは「クコの実」として一般的に知られています。 この小さな赤い実は、古代ヒマラヤから伝わる自然界の健康植物です。

クコといえば、中華料理や漢方薬に使われる赤い小さな実を思い浮かべると思いますが、クコには黒色をしたものがあります。 中国雲南省やチベット、青海省の高地に自生しているのですが、この黒クコ、アントシアニンの含有量がブルーベリーの20倍もあります。

現在発見されている自然植物の中で、アントシアニンの含有量比率が最大のものが黒クコです。 アントシアニンはポリフェノールの一種で、植物が紫外線などから自身を守るために作り出す物質です。 アントシアニンは抗酸化作用があり、目の能力向上に効果があるとの実験結果も発表されています。

また、アントシアニンは内臓脂肪を制御する働きをするという実験結果もあります。 このように多くの効果が期待できるアントシアニンを大量に含む黒クコは、天然のものがより高い効果を示します。 黒クコは乾燥して使用されますが、実がとても柔らかいため枝から実だけを綺麗にとることは出来ず、天然の乾燥黒クコには小さな葉や枝がついています。 天然の黒クコは中国雲南省や青海省、チベットなどで収穫されていますが、その量は多くなく、とても貴重なものとして取引されています。

和名: ブラックゴジ、ブラックゴジベリー、ナガバクコ、黒クコ、枸杞
英名: Black Goji Berry、Wolfberry
学名: Lycium barbarum var. chinense

色: 黒
原産国: カトマンズ・ネパール
樹高: 1〜2m
収穫: 9〜11月 *関東の場合
結実までの期間: 1年
受粉樹: 不要
用途: 果実酒、ジュース、アイスクリームなど
原産国: パロ・ブータン
鉢植栽培: 可能
接木: 可能
植え付け: 3〜11月
生育温度: 10〜35℃ 
発芽適温: 20℃
発芽率: 65%
耐寒温度: 5℃
耐暑温度: 強い
栽培難度: Level 2

【注意】
月経促進や人工中絶薬の作用をする成分(ベタイン)が含有されているため、「妊婦あるいは授乳中の摂取は避けてください。

【栽培方法】
栽培は比較的容易で、樹勢が強く、環境や条件が良いと良く繁茂します。 やせ地でも育ち、土質は特に選ばないが、日陰地や湿気の多い場所は適しません。 肥料も追肥も特に必要としません。 日当たりが良く、乾燥した場所に植えてください。

萌芽力が強く、切り込んでも芽を出すので、植え付けは、3月下旬〜11月下旬までが良いが、夏の時期は避けてください。

■芽出し
水に24時間漬けてから一般的な腐葉土に蒔いてください。 土はほんの薄く覆う程度で良いです。

■植え付け
植え付けの際には、特に元肥も不要で、細かい枝などを取って植えてください。 植え付け後、2〜3年は実付きが悪いですが、実が付き始めると年ごとに多く付くようになります。

■剪定
2月頃で、秋に花芽がついているので強い剪定は避け、細い枝、徒長枝を剪定して、通風、各枝に日が当たるような剪定してください。

■施肥
特別必要は無いが、窒素過多は茎葉は繁茂するが実付きは悪くなります。 年に1度堆肥、腐葉土などの有機肥料を混ぜる程度で十分です。

■収穫
8〜11月に開花します。 実が黒くなってから収穫してください。

【病害虫】
5月下旬以降の、ウドンコ病がよく発生するので、5月中旬頃から、カラセン水和剤を2週間おきに3〜4回散布してください。 アブラムシ、テントウムシダマシ、その他に葉を食害する虫が発生しやすいので、マラソン乳剤、ディプテレックス乳剤を散布してください。

■増やし方
3月下旬頃に、太めの枝を約15センチに切り、挿し木で殖やしてください。 若木の挿し木は、葉を摘み取って挿し木をする、また、株分け、採り木で殖やすと良いです。
20粒50粒100粒300粒500粒
8,250円(本体7,500円、税750円)
在庫 0 オーダー売切れ中
12,375円(本体11,250円、税1,125円)
在庫 0 オーダー売切れ中
型番 BlackGojiBerrySeed
在庫状況 6 オーダー
販売価格
715円(本体650円、税65円)
購入数
オーダー
  • 森のくまさん
  • 2020/09/02 07:47:25
発芽しました。
どうにか一本だけ発芽させれました。

成長も案外早いです。

  • パニジ
  • 30代
  • 男性
  • 2020/05/23 06:49:00
経過報告!
育苗用トレーに播種して約一か月。最初は元気に成長していましたが、ハウスに置いていたためか暑すぎて葉っぱが元気ない感じがしたので、今は半日陰の屋外で育てています。もう少ししたら日向の方で育ててみようと思います。
ショップからのコメント
幹が木質化したら直射日光にも耐えますが、それまでは温度管理に注意してください。(2020/05/29 12:17:21)
  • nekonoasioto
  • 2019/07/11 18:55:22
試しに2粒撒いてみました
説明にあるとおり24時間水につけたあと
5.5cmのポットに播種

種が小さいので教科書通りに覆土は浅めに隠れるぐらいで
また果実系なので嫌光性かと思い暗めの環境で管理

屋外の軒先で管理したので多少雨に打たれる状態で
乾燥しすぎた時だけ霧吹きで灌水
関東なので気温は最高22度、最低16度前後

6月24日に播種し7月6日に発芽したので
2週間かかって1粒だけ発芽。

今年は気温が例年より低かったので
室内に取り込んで最低気温に当てなかったほうが
発芽がよかったかもしれない。

参考にしてみてください。
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