アカシア・クサントフロエア(フィーバーツリー)の種

アフリカ東部のサバンナ地帯に自生し、樹皮は滑らかで黄色の粉状の物質に覆われているのが特徴です。 芳香のある黄色い球状の花をつけます。 現地では「Mgunga」と呼ばれ、古来から建材、薪、飼料、薬用などの用途があります。 若い枝や葉、花弁などは象、キリン、猿などの野生動物によって食べられます。 種小名はギリシア語のxanthos(黄色)とphloios(樹皮)とに由来しています。

湿地帯でも成長するため、この木が生えている場所にはマラリアを媒介する蚊が大量発生することから「Fever Tree(熱が出る木)」と名付けられました。

アカシア属は約1,000種が熱帯から温帯にかけて、特にオーストラリア大陸、アフリカ大陸に多数の種が分布しています。 その多くは非常に深く主根を伸ばすため、年間を通してほとんど降水が無い砂漠に自生します。

和名: アカシア・クサントフロエア、フィーバーツリー
英名: Fever Tree
学名: Acacia xanthophloea (Vachellia xanthophloea)

原産国: モンバサ・ケニア
形態: マメ科ウァケリア属、常緑高木
樹高: 15〜25m
ベランダ栽培: 不可能
種まき: 4〜9月
発芽適温: 23〜30℃
発芽率: 83%
耐寒温度: 5℃
耐暑温度: 40℃
株間: 10〜20m
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■育てる場所・土
日当たり足りが良い場所で栽培してください。 根腐りに弱いので、水はけは良くしてください。

■芽出し
桜が咲く頃の種蒔きをしてください。 直播きしても、育苗してから定植しても構いません。

■定植
30cmくらいに育ったら、大きめの植木鉢に植え替えをして新しい土と肥料をあげて下さい。 その際、根っこを傷つけないように土をつけたまま植え替えをしてください。 

■水やり
土を乾燥させないように多めにあげてください。 実を付けた後の冬季は、土がカリカリにならない程度に水をあげてください。

■肥料
肥料は小さいうちは種の栄養で育ちますから、必要ありません。 大きくなってからで大丈夫です。

■冬越し
寒さには強い品種なので、越冬の対策は不要です。

■増やし方
種もしくは挿し木(水挿し)で増やしてください。

【利用】
観賞用
10粒30粒50粒100粒
型番 FeverTreeAcaciaSeed
販売価格
715円(本体650円、税65円)
購入数
オーダー
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