ハマボウフウ(浜防風)の種

日本では「防風」の代用品として「浜防風」が漢方処方中に配合されます。 中国ではハマボウフウの根の皮層を除いたものを「北沙参」と称します。 中国では一般に「沙参」とは「北沙参」を指し、日本で「沙参」とは「南沙参」(キキョウ科の Adenophora 属植物の根)を指します。

ハマボウフウ(浜ぼうふう)は海岸の砂地にごぼうを細くしたような長い根を地中深くに伸ばし、地表に這うように葉を広げます。 茎の部分は赤紫色をしており、葉には厚みと表面に艶があり、縁が小さくギザギザした感じで縁取られたような感じになっています。 噛むとセリ科特有の清清しい風味が口に広がります。

【効能】
発汗,解熱,鎮痛薬として感冒などに用いる.また屠蘇散に配合されます。

和名: ハマボウフウ、浜防風
英名: Japanese Silvertop
学名: Glehniae radix (Glehniae radix et Rhizoma)

原産国: 温州・中国
形態: セリ科ハマボウフウ属 、多年草
pH: 6.0〜6.5
草丈: 10〜15cm
株間: 30〜50cm
播種: 4〜6月
鉢植え: 不可能
発芽適温: 15〜20℃
発芽率: 83%
耐暑温度: 30℃
耐寒温度: 0℃
生育適温: 10〜25℃
連作障害: あり。 2〜3年空ける
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■土壌・環境
日向当たりの良い砂地が向いています。 鉢での栽培は無理です。 砂質土や火山灰土のような土が良く、肥料はあまり必要ありませんが、状況に応じて液肥を葉面に散布してください。 水はけのよい用土を使用してください。 用土の深さが十分にないと、又根になってしまいます。

■種蒔き
発芽温度は、15〜20℃なので、4〜6月頃に蒔いてください。 9cmポッドに1cmほどの深さの穴を開け、そこへ種を2〜3粒埋めてください。

発芽するまで土の表面が乾燥しない程度に水を与えながら日陰で管理してください。 10日程度で発芽し、本葉が2〜3枚になったら間引いて、本葉が6〜7枚になったら鉢か地面に定植してください。

■定植
本葉が5枚になってから根を傷つけないように定植してください。 植え付けたらたっぷりと水を与え、日向で管理してください。

■肥料
肥料は元肥として緩効性の化学肥料を用土に混ぜ込んでください。 生育期間には肥料を必要とすることから、地植えの場合は春に緩効性化学肥料を、鉢植えの場合は液肥を週に1回程度施してください。

■水やり
過度な湿気によって根腐れを起こしてしまうので、乾燥気味にしてください。 乾燥しすぎると葉が傷む原因となるので、鉢に根がよく張っている株では水不足にならない様に気をつけてください。 鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えるようにします。 地植えの場合は特に水やりは必要ありません。

■植え替え
葉を収穫する場合は、十分に育った根を掘り取って箱に伏せこみ、20〜30cm程度おがくずでマルチして、おがくずの上に葉が出てくる頃に収穫をすると、美味しく収穫出来、年に2〜3度収穫が可能です。

■収穫
早春に若葉を摘み取って食べます。 生のまま衣をつけて天ぷらにしたり、塩を入れた湯でさっと茹でてから、和え物・おひたしにしても良い。酢味噌和えなどにも。 根はきんぴらや味噌漬けにします。

■越冬
上部は枯れても根は生きていますので、防寒対策は特に必要ありません。

【利用】
食用としては、新芽が、酢味噌和え(ほんの軽く茹でるのみ)、天麩羅、生食、主に刺身のつま等に利用されています。 漢方では「北沙参」と呼ばれ、去痰、解熱、鎮咳薬などとして利用されています。 日本では、生薬の一種、防風の代用品として利用される。効能は防風と同じか、それより劣るとされています。 ハマボウフウの根や根茎などにはクマリン配糖体が含まれ、発汗、解熱、鎮痛などに用いられます。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 HamaBoufuSeed
販売価格
495円(本体450円、税45円)
購入数
オーダー
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