トロロアオイ(花オクラ)の種

根を掘り起こして和紙の原料として使われますが、花はビタミン・ミネラルの豊富な健康野菜です。 8月ごろ開花する直径20〜30cmほどの黄色い花を食べ、実は食べません。 黄色・大輪の花はムクゲやフヨウとおなじく1日花ですが、観賞用にもすぐれ、庭植えで楽しめます。 根には粘液をもち、製紙用の糊として利用されたり、胃腸炎や咽頭炎の薬としても使われています。

和名: トロロアオイ、花オクラ
英名: Aibika
学名: Abelmoschus manihot

原産国: 茨城県
形態: アオイ科トロロアオイ属、一年草
草丈: 120〜150cm
栽培期間: 65〜日
種まき: 5〜6月
発芽適温: 17〜25℃
発芽率: 71%
栽培可能地域: 日本全国
プランター栽培: 可能(幅60cmなら2株)
株間: 30〜40cm
連作障害: あり。 1年空ける
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■環境、土壌
よく日のあたる場所を好み、 湿り気のある土が適しています。 畑で植える場合は、植える2週間前に土を耕した後、土のペーハーの度合いを整えるようにし、7日前になったら堆肥や腐葉土を混ぜて、排水性を高めてください。 排水性をさらに高めたいというのであれば、畝を作ると良いです。 生育に適した土のペーハーの度合いは中性か弱アルカリ性だとされています。

■種蒔き
1) 種を真水に1日浸してください。
2) 寒さに弱いので、早く蒔く場合は室内で苗床蒔きしてください 戸外に直播する場合はゴールデンウィーク後頃の、地温が十分に上がるまで待ってから行ってください。
3) 苗床蒔きの場合は箱かプランターに湿った培養土を入れ、種をまいて5mm程度覆土してください。

■定植
発芽してから10cmの高さになってから定植してください。 乾燥しない場所に定植してください。

■水やり
あまり多く与えすぎると生育不良を起こす原因になるので、やり過ぎに注意してください。 与えるタイミングは土が乾燥しきった状態がベターです。

■肥料
固形タイプの肥料がオススメです。 葉の色が薄くなってきたら液肥を追加してください。

■和紙のネリを収穫する場合
和紙を漉く際に使うことを前提とする場合は、本葉が少し5枚になったら、その後に出てくる葉や脇芽は全て摘んでください。 光合成に必要な最低限の枚数だけ残し、根っこに栄養を集中させ太くするためです。

■増やし方
種で増やしてください。

【利用】
味は淡白で、オクラの実と同じように粘り気があり、ポン酢、しょうゆ、塩、ドレッシングなどであえて食べると美味しいです。 
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 TororoAoiSeed
販売価格
440円(本体400円、税40円)
購入数
オーダー
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