サルバドル・ペルシカ(ツースブラッシュツリー)の種

乾燥させた枝は1,000年以上も前からインドで天然の歯ブラシとして使われてきた木です。 イスラムの預言者ムハンマドの時代においては、アラブ人たちは歯を磨くためにサルバドル・ペルシカと呼ばれる樹木を用いていました。 砂漠地帯に生息する樹木で、抗菌・組織修復効果を持っています。 サウジアラビアやイエメン、インド、イランといったアジアの一部の地域では普通に、この木が見られます。

多くのフッ素を含んでいることから、歯の腐食を防ぐために大きな効果を発揮します。 この樹木は抗菌作用を有する物質で構成されていることから、口の中に存在するプラークを初めとするばい菌を殺し、口の中を消毒して口臭を防ぐ効果があります。 実がつきますが、食用ではありません。

キダチタバコ(Nicotiana glauca)とは異なる品種です。

和名: サルバドル・ペルシカ、ツースブラッシュツリー
英名: Toothbrush Tree、Arak、Galenia Aasiatica、Meswak、Peelu、Pīlu
学名: Salvadora persica

原産国: ムンバイ・インド
形態: サルヴァドラ科ペルシカ属、常緑中木
草丈: 2〜8m
種まき: 4〜9月
発芽適温: 25℃
発芽率: 82%
ベランダ栽培: 不可能
結実性: 雌雄同株
耐寒温度: -15℃
耐暑温度: 40℃
株間: 3〜5m
連作障害: なし
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■芽出し
初年度に赤い実を付けたいのでしたら、桜が開花する時期に種蒔きをしてください。 種を1粒蒔いたら、土を1cm程度被せて、水は常に湿っている状態ににしてください。   

■育てる場所・土
土質は特に選びませんが、水はけが良いように砂を多めに入れてください。

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。  真夏は乾きやすいので、回数を多めにあげてください。

■肥料
肥料はそれ程必要としません。 冬に寒肥として緩効性の固形肥料をあげてください。

■冬越し
寒さには強いので、越冬は気にすることはありません。

■手入れ
成長が遅いので、基本的に剪定の必要はありません。 丈夫なので、太枝の部分まで刈り込んでも芽吹きます。 強い剪定をしたから枯れるということもありません。

■増やし方
挿し木(水挿し)で増やすのがとても簡単です。 
10粒30粒50粒100粒
型番 ChineseHollySeed
販売価格
550円(本体500円、税50円)
購入数
オーダー
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