ロウバイ(蝋梅、唐梅)の種

ロウバイはまるでロウ細工のような黄色い花を咲かせる、中国原産の落葉低木です。 開花期以外はあまり目立ちませんが、新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在です。

中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれています。 江戸時代初期に日本へ渡来し、ほかの花木に先駆けて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として利用されてきました。 ロウバイは晩冬(小寒〔1月6日頃〕から立春の前日〔2月3日頃〕までの間)の季語とされています。 花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用します。

和名: ロウバイ、蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅
英名: Wintersweet、Sweetshrub
学名: Chimonanthus praecox

原産国: 唐山市・中国
形態: ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木
草丈: 3〜4m
ベランダ栽培: 不可能
受粉株: 必要
定植時期: 2〜4月
露地栽培: 全国
pH: 4.5〜6
種まき: 9〜11月
発芽適温: 23〜28℃
発芽率: 79%
栽培適温: 20〜30℃
耐寒温度: -15℃ 
耐暑温度: 40℃
株間: 2m
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■育てる環境・土壌
庭植えは半日陰から日なたに植えつけ、春から夏までは日によく当ててください。 土質はあまり選びませんが、過湿に弱く、根腐れを起こして枯れやすいので、水はけのよい場所が適しています。 冬に開花するため、寒風の当たらない場所を選んでください。 大きく育つため、鉢植え向きではありません。 発芽後5年で開花します。

■芽出し
1) 種子を24時間水につけてください。
2) 覆土は5mm程度にして直播してください。 隣の種と10cm離してください。 冬を越さないと発芽しません。
3) 発芽するまでは乾かさないように水やりをする必要があります。
4) 本葉が3〜5枚ほど展開したら、1本ずつ鉢上げしてください。

■定植
植えつけは厳寒期を除く落葉期の、11月から12月、または2月中旬から3月に行います。暖地では11月から3月のいつでも行うことができます。 深さ、幅ともに、根鉢の大きさの2倍の植え穴を掘り、腐葉土や完熟堆肥などをすき込んで植えつけてください。 水はけの悪い場所では、盛り土して植えつけるとよいでしょう。 根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と土をなじませます。株がぐらつく場合は支柱を立ててください。

■水やり
4月から10月上旬まで、土の表面が乾いたら十分に与えます。

■肥料
成長期の4月から5月と、寒肥として12月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)や有機質肥料(固形の油かすなど)を施してください。 未開花株には追肥として、9月上旬に標準施用量の半量を施してください。

■剪定
樹高も高くならず、分枝しにくいので、落葉期に枯れ枝を切る程度にしてください。

■植替え
成長の止まった10月上旬〜11月下旬、または厳寒期を除いた2月下旬〜3月下旬に行ってください。 植えつけは、根鉢の大きさの2倍の深さ、幅の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥などを混合したものを使用します。 根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて、根と植え土を馴染ませてください。

■冬越し
寒さに強いので、防寒対策は特に必要ありません。 秋の終わり頃から寒さにあてる場合は、水を徐々に少なくし、乾燥させると耐寒力が増します。 春再び暖かくなったら芽を吹き始めますので、徐々にお水を与えてください。

■増やし方
種を採取してからすぐに播種してください。 挿し木から育てるのは非常に難しいです。

【利用】
切り花として。
10粒30粒50粒100粒
880円(本体800円、税80円)
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2,475円(本体2,250円、税225円)
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3,850円(本体3,500円、税350円)
在庫 0 オーダー売切れ中
7,150円(本体6,500円、税650円)
在庫 0 オーダー売切れ中
型番 EasternSweetshrubSeed
在庫状況 在庫 0 オーダー売切れ中
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