メリーワシントンアスパラガスの種

ヨーロッパから温帯西部アジアが原産地とされるアスパラガスは、ヨーロッパでは2000年以上前から栽培され、古くから春を告げる野菜として親しまれてきました。 冷涼で比較的乾燥した気候を好みますが、高温多湿にも適応できることから、現在ではヨーロッパ北部や北米、中国北部などの寒冷地域から、中南米や東南アジアなどの熱帯および亜熱帯地域まで幅広く栽培されています。

日本へは江戸時代にオランダ人によって観賞用として伝わり、当時は「オランダキジカクシ」と呼ばれていました。 食用としては、大正時代に北海道の缶詰会社がホワイトアスパラガスを商品化し、現在では北海道から九州、沖縄まで広く栽培されています。 種類はグリーンアスパラガス、紫アスパラガス、ミニアスパラガスなどがあります。

和名: メリーワシントンアスパラガス
英名: Mary Washington Asparagus
学名: Asparagus L.

原産国: カリフォルニア州・アメリカ
形態: キジカクシ科クサスギカズラ属、多年草
草丈: 100〜120cm
収穫まで: 2年
播種: 3〜5月
pH: 6〜6.5
発芽適温: 15〜23℃
発芽率: 85%
耐寒温度: 5℃
耐暑温度: 30℃
栽培可能地域: 日本全国
プランター栽培: 可能(幅60cmなら2株)
株間: 50cm
遺伝子組み換え: なし
連作障害: なし
栽培難度: Level 3

【栽培方法】
■環境、土壌
日当たりを好みますので、一年を通して日当たりのいい場所で育ててください。 春〜秋は戸外で管理しても大丈夫です。 耐寒温度が5℃なので、霜が降りる前に室内に入れてください。

■芽出し
1) 種を水につけて4日程度そのままにしてください。 水は毎日代えてください。 
2) ポット(9cm)に2〜3粒蒔いて、覆土は5mm程度にしてください。 その後、たっぷり水やりし、乾燥を防ぐため新聞紙をかけてください。 
3) 発芽後新聞紙を除き、草丈4〜5cmくらいの時、草勢が強い芽を1本残すよう、間引きます。 育苗中は水やりをこまめに行ってください。 

■水やり
乾燥に強く、過湿に弱いので、土が乾いたらタップリやる程度に抑えてください。 梅雨は風通しのいい場所へ移動してください。

■定植
定植適期苗は本葉3〜4枚、草丈15cm程度の大きさです。
定植の2週間以上前に苦土石灰を施して耕し、1週間前に堆肥と元肥を施して耕し、畝を作ります。 定植は、適期苗をポットの土面が畑面より5cmほど深くなるよう植えて水やりしますが、覆土はしません。 

■肥料
植え付け時にも肥料をやりますが、その後も追肥をしてください。 植え付け時に忘れてしまった人は多めにやりましょう。化成肥料を避け、鶏糞や堆肥など有機肥料がベターです。 化成肥料だと身が固くなります。

■追肥
追肥は1カ月に1回とします。 株養成のため、晩秋で株当たり茎数は40本、草丈70cm以上を目標としてください。

■手入れ
冬に入り、茎葉が黄化したら刈り取って焼却してください。 早春、茎が出てきたら畝全面に施肥(春肥)してください。 春に加えて夏秋にも収穫する場合、春の収穫を早めにやめ、施肥(夏肥)をし、暖地で4〜5本、寒冷地で10〜15本、立茎(茎葉を伸ばす)しながら収穫してください。 そして、冬を迎えます。 これを毎年繰り返してください。

■収穫
春のみ収穫する場合、期間は栽培2年目で15〜20日くらい、3〜4年目で30〜40日、5〜6年目で50〜60日くらいに抑え、その後は次の年のために茎葉を伸ばし、根に養分を蓄積してください。 夏秋にも収穫する場合、春の収穫を早めにやめ、立茎をきちんと行い、秋は若茎が発生しなくなるまで収穫してください。 ハサミを使って25〜30cmで切り取ります。 収穫後は食べる直前までラップでくるみ、立てて冷蔵してください。

■越冬
寒さに当たると地上部が枯れます。 11月頃には地上部は刈り取ってください。 そのままにしていると見苦しいので枯れてきたらバッサリと地上部を刈り取ります。
50粒100粒300粒500粒1000粒3000粒
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型番 MaryWashingtonAsparagusSeed
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