ウィンターサボリーの種

タイムにも似た清涼感のある香りとピリッとした辛味が特徴的なハーブです。 香りが強く辛味のある茎葉は、古くから肉・魚料理や豆料理に利用されてきました。 特に、豆との相性は抜群で、「豆のハーブ」とも呼ばれています。 ブーケガルニにすれば、様々な煮込み料理に利用できます。 風味の強さを生かして、ハーブオイルやハーブビネガーなどにも利用されます。

ティーに利用することもありますが、妊娠中は飲用しないようにしましょう。

ウィンターサボリーは、乾燥させると香りが強くなり過ぎます。 ハーブミックスとして利用するならともかく単用した場合、逆に料理などの味を壊してしまうことがあるので使うなら少量、できれば生葉を使うほうが望ましいです。 常緑なので通年収穫できますが、花の咲く直前が香りが高く茎も木のように堅くなっていないので最適です。

和名: ウィンターサボリー、サボリ、セイバリー、キダチハッカ
英名: Winter Savory
学名: Satureja montana

原産国: カリフォルニア州・アメリカ
形態: シソ科キダチハッカ属、常緑
栽培期間: 50〜70日
草丈: 30〜50cm
種まき: 下記参照
適正土壌pH: 6〜7
発芽率: 85%
栽培可能地域: 日本全国
ポット栽培: 可能(5号ポット以上)
株間: 30〜40cm
耐寒温度: 0℃
耐暑温度: 40℃
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【種撒き時期】
3〜5月まき→5月中旬〜7月下旬どり
9〜10月まき→9月下旬〜10月下旬どり

【栽培方法】
日当たりと水はけの良い場所を好みます。

■タネまきと育苗
4月〜5月がタネまき適期です。

ポットに培養土を入れ、指先で3ヶ所軽くくぼみを作ります。 くぼみに1粒ずつタネをまきます。 種は非常に小さいので、紙を折って種をのせるとまきやすいです。 土を薄くかぶせ、軽く押さえて土とタネを密着させ、たっぷりと水やりをします。 高さ7cmくらいになったら、生育の悪い株をハサミで切って1株に間引きます。

■植え付け
5月〜6月中旬、高さ10cm以上の苗を株間20cmで植え付けます。 サマーサボリーはアルカリ性の土質を好むため、植え付け2週間前に、苦土石灰をたっぷり施しておきます。 1週間前になったら、元肥を施しておきます。

根鉢を崩さないように植え付け、株元に土を寄せて軽く押さえ、たっぷりと水やりをします。

■追肥と土寄せ
植え付け1ヵ月後の5月下旬から8月中旬まで、1〜2ヶ月に1回、追肥します。 1株あたり軽く1握り(約10gm)の発酵油かすを株のまわりに施し、土とよく混ぜて株元に寄せます。

■収穫
株姿が乱れた場合、秋に株を刈り込んで姿を整えてください。 新芽の発生を促すため、春先に10cm程度の長さに枝をばっさりと切り詰めてください。

■冬越し
霜に当てないように注意してください。

■増やし方
ウインターサボリーは、挿し木で増やすことが出来ます。 茎の先端を10cmくらいの位置で切り取り、切り口を水につけて数時間吸水させた後、用土に挿します。 明るい日陰で乾かさないように管理すると1ヶ月くらいで根が出て新芽が生長してきますので、少しずつ日差しに慣れさせて順調に育ってきたら植え替えます。 適期は5〜6月です。

【納期】
2〜8日以内に発送します。
20粒50粒100粒300粒
型番 WinterSavorySeed
販売価格
385円(本体350円、税35円)
購入数
オーダー
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