コンフリー(ヒレハリソウ)の種

ヨーロッパ〜シベリア西部(コーサカス地方)に分布しています。 日本へは明治時代に導入され、家畜の飼料や食用として利用されいました。 昭和40年代に健康食品として一時期大ブームとなり、植えられたものが一部野生化しました。 日本では、葉を天ぷらなどにして食べることが多かったです。 また、胃潰瘍や大腸炎などの病気に、コンフリーの錠剤やハーブティーを飲むことがあったが、大量に服用すると肝臓を傷めるという事で現在では行われていません。

花茎には翼があり、これが「ヒレハリ」の名前の由来になっています。 花は5月の終わり頃から咲き始め、涼し気な夏を演出します。

和名: コンフリー、ヒレハリソウ
英名: Comfrey
学名: Symphytum officinale (Comfrey officinale)

原産国: ナルイン・キルギス
形態: ムラサキ科ヒレハリソウ属、多年生草木
栽培期間: 3〜5ヶ月
種まき: 桜が咲く時期
適正土壌pH: 6〜7
発芽適温: 20℃
発芽率: 84%
耐寒温度: 5℃
耐暑温度: 34℃
草丈: 60〜80cm
栽培可能地域: 日本全国
ポット栽培: 可能
株間: 20〜30cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■土壌、環境
日当たりの良い場所でもよく育ちますが、樹木の下のように木漏れ日の当たるような半日陰の場所の方がよく育ちます。 水もちの良い土壌にしてください。 植え付ける前に石灰を混ぜ込んでおき、土の酸性を中和してください。 鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜたものと使用すると良いです。

■種蒔き
3月〜5月がタネまき適期です。

ポットに培養土を入れてから、直接蒔いてください。 覆土は薄くしてください。

■水やり
湿り気のある環境を好むのでカラカラに乾かさないようにしてください。 庭植えは植え付け直後と真夏をのぞいて水を与える必要はありません。 鉢植えは土の表面が半乾きになったらたってください。 冬は地上部が枯れますが、根は生きているので水やりを忘れないようにしてください。

■肥料
肥料は植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでください。 追肥として秋口に同じものを株元に与えても良いですが、あまり与えすぎるとほかの植物の領域を侵すくらい広がるので控えめにしてください。

■剪定
大きくなる上に、横へ広がっていくので基本的に庭植えで育てます。 丈夫な植物で一度植えると特に手間はかかりません。 気になったら、花が咲き終わった時に上部を刈り取ってください。

■植え替え
生育が旺盛なので鉢植えは毎年、地植えも3年に1回くらいは植え替えが必要です。 充分に広がっていくスペースがあるのなら庭植えの場合、放っておいても構いません。 植え替えの適期は4〜5月と9月です。 真夏は避けてください。

■越冬
冬は地上部分が枯れて根の状態になります。 凍らせなければ大丈夫ですが、寒冷地など凍結の心配がある地方では、地上部が枯れた頃にワラや腐葉土などを土の上にかぶせて防寒してください。

■増やし方
植え替えの際にゴボウのような太い根を10cmに切ってその根を土の上に寝かせ、5cmくらい土をかぶせておくだけで発芽します。 良く広がりますので、充分にスペースを確保して植え付けてください。

【利用】
若葉や根を利用します。 すりつぶして湿布薬にしたり煎じて入浴剤やうがい薬にします。 炎症を抑える効果がありますが、厚生労働省により健康被害の生ずる恐れのある植物として摂取を自粛する発表がされています 。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
11,550円(本体10,500円、税1,050円)
在庫 0 オーダー売切れ中
17,875円(本体16,250円、税1,625円)
在庫 0 オーダー売切れ中
33,000円(本体30,000円、税3,000円)
在庫 0 オーダー売切れ中
型番 ComfreySeed
在庫状況 14 オーダー
販売価格
935円(本体850円、税85円)
購入数
オーダー
  • さんたい
  • 50代
  • 女性
  • 2018/04/24 23:11:05
母のベランダ
フェルト鉢30×30に綺麗な草姿発芽率も良く 花も美しいですね香りも良く 良い堆肥が出来ると聞いてます。
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