ミヤママタタビ(班入りマタタビ)の種

マタタビは、近日注目されている樹木です。 マタタビ科マタタビ属の耐寒性落葉つる性低木です。 育て方は、容易で土質もそれほど選ばず生育も旺盛です。 葉にピンク色の班が入る珍しい品種です。 直射日光が大好きなので、グリーンカーテンとしても見栄えが良いです。

葉は蔓状の枝に互生し葉柄があり、形は楕円形で細かい鋸歯があります。 6〜7月に径2cmほどの白い花を咲かせます。 雄株には雄蕊だけを持つ雄花を、両性株には雄蕊と雌蕊を持った両性花をつけます。 花弁のない雌蕊だけの雌花をつける雌株もあります。 近縁のミヤママタタビでは、桃色に着色する。

ネコ科の動物はマタタビ特有の臭気(中性のマタタビラクトンおよび塩基性のアクチニジン)に恍惚を感じ、ライオンやトラなどもマタタビの臭気に特有の反応を示します。 イエネコがマタタビに強い反応を示すさまから「ネコにマタタビ」という言葉が生まれました。

和名: ミヤママタタビ
英名: Variegated Kiwi
学名: Actinidia kolomikta

原産国: 奈良県
形態: マタタビ科マタタビ属、つる性多年草
草丈: 2〜10m
種まき: 5〜10月
発芽適温: 20〜27℃
発芽率: 47%
ベランダ栽培: 無理
結実性: 雌雄異株
耐寒温度: -7℃
耐暑温度: 40℃
株間: 50〜100cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【雌雄の見分け方】
種にはオスとメスの両方が入っています。 花が咲くまで判別が不可能です。 両方とも花弁は5枚です。 雄花は花の中心が黄色だけですが、 雌花は、花の中心が白で、その周りを黄色が囲んでいるのですぐに見分けがつきます。

【栽培方法】
■芽出し
発芽の適温が20℃以上なので、桜が散るまで待ったほうがベターです。 最初の10cmまでが最も難しいです。 マタタビの発芽率はもともと低いことで知られています。 

■育てる場所・土
土質は特に選びません。 半日陰から日当たりが良い場所と湿りけのある土を好みます。 葉をネコに食べられるので、苗が幼い時期は要注意です。 植えつけは2〜3月に行い、植えつけ後は地面から30〜40cmほどのところで切りつめます。つる系なので、庭ではトレリスなどを使って「垣根仕立て」などに、鉢植えでは「あんどん仕立て」などにします。

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。 真夏は乾きやすいので、回数を多めにします。 冬は地上部は枯れますが休眠はせず、根は生きています。 庭植えの場合は必要ありませんが、鉢植えの場合は、土をカリカリに乾かさない程度に水を与えましょう。

■肥料
肥料はそれ程必要ありません。 勢いが無くなってきたら、お好みの肥料を与えてください。

■お手入れ
枝が込み入ってきたら暖かい時期に切り取りましょう。

■増やし方
挿し木(水挿し)で増やすのがとても簡単です。

【利用】
レシピは豊富にありますので、クックパッド等のレシピサイトをチェックしてみてください。 特にマタタビ酒がオススメです。
20粒50粒100粒300粒500粒
型番 VariegatedKiwiSeed
在庫状況 12 オーダー
販売価格
495円(本体450円、税45円)
購入数
オーダー

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