マリアアザミ(ミルクシスル)の種

マリアアザミ(ミルクシスル)は地中海沿岸原産のキク科の草で、おおあざみとも呼ばれます。 赤紫色の花をつけ、種の中に肝臓に薬理学的な効果をもたらす成分が含まれています。 ドイツをはじめヨーロッパ各国,中国,韓国などではマリアザミから抽出したエキスが肝臓の治療薬として認可されています。

【アンジェリカの効能】
マリアアザミ(ミルクシスル)には肝臓を毒から守るデトックス効果があります。 デトックス以外にも脂肪肝やアルコール性肝炎、肝硬変、急性ウィルス性肝炎、肝機能障害など肝臓が陥ってしまう様々なトラブルに効果があります。

デットクス効果が高いためお酒やたばこを吸う人などにはお勧めのハーブです。 マリアアザミは2000年以上前からから肝臓の薬とされてきました。 西暦1世紀にはローマの博物学者の大プリニウスが肝臓薬として勧めています。

【有効成分】
マリアアザミの活性成分は、抗酸化作用を持ったシリマリンと呼ばれるフラボノイドの複合体です。 マリアアザミだけに存在するシリマリンは、広範囲な研究によって健康な肝細胞の損傷を予防する一方傷ついた肝臓の細胞を再生することがわかっています。 シリマリンは肝細胞の外側をガードしていて、毒物が細胞膜を破って細胞内に進入するのを防ぎます。 また細胞内に進入してしまった毒性物質を無毒化します。

【副作用について】
複数の研究によると、肝臓に影響を及ぼすほかの薬と違って、マリアアザミは1%以下の人に胃の不調のような軽い副作用が報告されているだけです。 ミルクシスルに毒性,処方薬との相互作用の報告もありません。

和名: マリアアザミ、ミルクシスル
英名: Milk Thistle、Saint Mary's Thistle
学名: Silybum marianum

原産国: ニース、フランス
形態: キク科オオアザミ属、多年草
草丈: 1〜1.4m
露地栽培: 全国
種蒔き: 4〜6月
発芽適温: 20〜25℃
発芽率: 74%
耐寒温度: 5℃
耐暑温度: 30℃
株間: 30cm
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■環境・土壌
日当たりの良い場所〜半日陰の場所でよく育ちます。 あまり日当たりの悪い場所では花付きが悪くなったり茎がひょろよろになります。 暑さ、寒さに強いので特にそれらの対策は必要ないです。

水はけが良く、腐葉土などの有機質のたっぷり入った土を好みます。 鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用います。 地植えの場合も植え付ける前に腐葉土を混ぜ込んでおくと良いです。

■種蒔き
春蒔きしてください。 覆土は5mmで十分です。

■水やり
乾燥には比較的強いのですが春〜秋はよく生長するので、水を切らさないよう土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。 冬は水やりの回数を減らしてやや乾かし気味にしてください。

■肥料
肥料は苗を植え付ける際にゆっくりと効くものを土に混ぜ込んでおきます。 追加(追肥)として化成肥料などをばらまきます。 追肥は生長している時期(花を咲かせている時期も含む)適宜行います。 窒素分の多い肥料を与えすぎると茎葉ばかり伸びて花付きが悪くなるので気をつけてください。

■収穫
花は観賞用としても利用出来ます。 ハーブとして収穫する際には、種が出来るまで待ってください。

【利用】
種を砕いて熱湯をかけて、10〜15分煎じてから飲んでください。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 MilkThistleSeed
販売価格
440円(本体400円、税40円)
購入数
オーダー
  • とん
  • 30代
  • 女性
  • 2020/04/11 20:44:25
芽が出ました
ケチって5つ撒いて3つ芽がでました。
発芽しなかったものは種の胚芽やもう片方の部分が欠けて(切れて?)いたためと思われます。お酒が好きなので自家栽培して養生したいと思います!
  • パイナップルケーキ
  • 2019/05/16 07:56:51
2回目のチャレンジ

4/29 種まき 50
5/08 発芽 5個
5/16 発芽 16個
ナメクジとの戦いです。

前回は、4つしか発芽しなかったけれど、今度は何とかなりそうです。
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