バタフライウィード(アスクレピアス・ツベロサ、ヤナギトウワタ)の種

ミルクウィードの仲間で、鮮やかな明るいオレンジ色の花をたくさんつけ、昆虫を引き付けることが特徴です。 アスクレピアスの仲間は、長い絹状の毛をもつタネの姿からトウワタ(唐綿)の和名でも呼ばれます。 茎に傷をつけると白い汁を出すのも特徴です。この白い汁が茎の切り口をふさぎ、しおれる原因となるので、切り花にする際は、水切りするか、白い汁をふき取ると水あげがよくなります。

北米の先住民がその根を気管支炎などの胸部疾患の治療や去痰剤・解熱剤として用いてきた薬草で、英語ではPleurisy Root(Pleurisyは胸膜炎という意味)と呼ばれています。 アメリカでは民間薬として使うこともあるようですが、根には強心配糖体・カルデノライド類が含まれていて、妊婦には禁忌とされています。 線状で先のとがった柳のような細長い葉をやや互生に着け、同属のトウワタ(A. curassavica L.)とよく似ていることからヤナギトウワタという名がつきました。

和名: バタフライウィード
英名: Butterfly Weed、Pleurisy Root
学名: Asclepias tuberosa

原産国: モンタナ州・アメリカ
形態: キョウチクトウ科(ガガイモ科)トウワタ属、多年草
草丈: 50〜80cm
栽培期間: 2年目から開花します
受粉: 雌雄同株
種まき: 3〜7月
適正土壌pH: 6.8〜7.5
発芽適温: 17〜27℃
発芽率: 82%
栽培可能地域: 日本全国
生育温度: 15〜25℃
耐寒温度: -10℃
耐暑温度: 36℃
プランター栽培: 不可能
株間: 40〜50cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■環境、土壌
水はけのよい日なたを好みます。 赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、元肥としてリン酸分の多い緩効性化成肥料を適量混ぜてから植えつけます。

■種蒔き
1) 点蒔き(1か所に2〜3粒)して、覆土は5mm以下にしてください。 何月に播種しても構いませんが、初年度は室内で越冬させてください。
2) 発芽するまで霧吹きで散水してください。

■水やり
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。 鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたらたっぷり水をあげてください。 乾燥には強いのですが、過湿になると根腐れします。

■定植
4〜7月が適期です。 室内で冬越しさせた苗は、霜が降りるおそれがなくなってから、戸外に植えつけてください。

■剪定
剪定は特に必要ありません。 

■肥料
庭植えでの肥料は不要です。 鉢植えでは、4月から9月の生育期間中に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)を定期的に施してください。

■冬越し
初年度は室内で越冬させてください。 幹が木質になれば防寒対策は特に必要ありません。 防寒のために、株元に落ち葉やバークチップを敷いてください。

■増やし方
種、4月から6月に挿し芽で増やすことができます 。

【利用】
蜜源、観賞用として。

【納期】
2〜8日以内に発送します。
20粒50粒100粒300粒500粒
型番 ButterflyWeedSeed
販売価格
715円(本体650円、税65円)
購入数
オーダー
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