ブラックカラント(クロスグリ、カシス)の種

ブラックカラントは英語名で、フランス語ではカシスと呼ばれ、日本ではカシスとしての方が良く知られています。 グースベリー等と同じスグリ科に属しており、日本語ではクロフサスグリと言います。 ブラックカラントは、しばしば他の食物やワイン等の比喩として表現され、例えば、ワインのカペルネ・ソーヴィニョンは「ブラックカラントみたいな味のワイン」と言われたりします。

クロスグリの実はかすかな苦味をもち、ゼリー、ジャム、アイスクリーム、コーディアル、リキュールなどに利用されています。 イギリス、ヨーロッパ、イギリス連邦諸国では、クロスグリの風味を加えたり、干した果実を加えたクッキーなどの菓子が多数存在します。 

和名: ブラックカラント、クロスグリ
英名: Blackcurrant
仏名: Cassis(カシス)
学名: Ribes nigrum

原産国: ウッチ・ポーランド
形態: スグリ属スグリ科、落葉低木
自家結実性: 1本で結実します
栽培期: 2年
樹高: 1〜2m
葉張り: 50〜90cm
発芽率: 81%
ベランダ栽培: 可能
発芽適温: 20〜25℃
耐寒温度: 5℃
耐暑温度: 27℃
種まき: 3〜6月
株間: 50〜70cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■栽培環境・土壌
半日陰が適していて、特に夏に涼しいところが好ましいです。 乾燥に弱く、水ハケが良すぎたり、水やりが不足するとシオシオになります。  弱酸性の土壌を好みます。 特に気にすることはなく、雨ざらしになっているところは弱酸性になります。 一般的な花と野菜の培養土を利用して問題ありません。

■芽出し
発芽の適温が20〜25℃なので、発芽はとても遅いです。 直播きして、1cm程度土を被せてください。 育苗器(保温装置)を使うほうがベターです。

■水やり
水切れがおきやすいので、土が乾いたら水をやるようにしてください。 さすがに常時濡れていると根腐れしてしまいますが、乾燥しきらないようにしてください。 特に春から夏の開花・結実時期に乾燥しないようにします。 夏は半日陰に移動するか、それでも暑いならば日陰で管理してください。 庭に植えていて移動できない場合は株元にワラをしいて乾燥を防ぎましょう。

■肥料
12月に緩効性肥料をやってください。 3月〜初夏までは液体肥料をやるか、4月に速効性の固形肥料をあげてください。

■剪定
剪定は冬に行ってください。

■収穫
開花期が長く、3〜4ヶ月間の収穫が可能です。

■注意
株の根本から勢いのある「シュート」と呼ばれる新枝が出てきます。 これに花芽がつきますので、これをきらないように注意して下さい。 また鉢植えだとこのシュートが出る場所がスグになくなってしまうので、植えるときは出来るだけ大きな鉢植えにしましょう。

【納期について】
2〜10日以内に出荷します。
20粒50粒100粒300粒
型番 BlackCurrantSeed
販売価格
880円(本体800円、税80円)
購入数
オーダー
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