ホソバメハジキ(シベリアンマザーワート)の種

メハジキの全草を乾燥した生薬を、ヤクモソウ(益母草)といいます。 「母の益になる薬草」という意味があり、中国では古くから婦人薬として利用されてきたもので、益母草は中国生まれの漢名です。 ホソバメハジキはメハジキ(Leonurus japonicus)と比べ若干葉が細いのが特徴です。
 
メハジキの根から生える、根出葉(こんしゅつよう)には長柄があり、卵形、葉縁は小波状です。 茎生葉(けいせいよう)は下部の方のものは対生(たいせい)で、長柄があり、長さ5〜10cmで3深裂(しんれつ)し、裂片には更に羽状(うじょう)に切れ込み、茎頂(けいちょう)近くの葉は切れ込みがなくなり、披針形(ひしんけい)か線状となります。 花は7〜9月ころ、茎頂部の葉のわきに数個ずつつきます。 がくは筒状で長さ6〜7ミリ、裂片の先は刺のようになっています。花の花冠は唇形で色は淡紅色をしています。 果実は4個の分果からなっています。 分果は広いくさび形で長さ約2.5mmで黒色をしています。

【効能】
メハジキの全草を乾燥した、益母草(やくもそう)を、産後の止血、月経不順、めまい、腹痛には乾燥した益母草6〜10gmを、1日量として水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回にわけて食間に服用します。
注意:妊娠中や月経時の出血が多い場合には避けるべきです。

また、利尿作用があり、急・慢性腎炎水腫に益母草(やくもそう)のみか、または茯苓(ぶくりょう)、茅根(ぼうこん・チガヤ)、 白朮(びゃくじゅつ・オケラ)、車前子(しゃぜんし・オオバコ)、 桑白皮(そうはくひ・クワ)などを配合して用います。
この他にも、血圧降下作用があることがわかっているために、高血圧症などにも広く応用されています。

和名: ホソバメハジキ、目弾き、益母草
英名: Honeyweed、Siberian motherwort
学名: Leonurus sibiricus

原産国: ナホトカ・ロシア
形態: シソ科メハジキ属、二年草
種まき: 3〜6月、9〜10月
適正土壌pH: 6〜7
発芽適温: 15〜25℃
発芽率: 85%
耐寒温度: 0℃
耐暑温度: 30℃
草丈: 1.5〜2m
栽培可能地域: 日本全国
ポット栽培: 可能
株間: 15〜20cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
栽培方法はメハジキと同じです。 実生(みしょう)でよく発芽するので簡単に栽培することができます。 良く日の当たる場所に植えて、水や肥料はできるだけ与えないようにするだけで栽培ができます。

■環境・土壌
土質は特に選びません。 一般的な園芸用土で問題ありません。

■種まき
3〜6月、9〜10月に蒔いてください。 覆土は5mmで十分です。 太陽の光を浴びないと発芽しません。

■水やり
鉢植えの場合には春先〜落葉するまでは表土が乾いたらたっぷりとあげてください。 休眠期は控えめにやりますが、鉢内が乾ききらない程度に水やりをしましょう。

ポットに培養土を入れてから、直接蒔いてください。 覆土は特に必要ありません。

【利用方法】
ぜひ養蜂(ハチミツ)にご利用ください。 栄養価が高いので、飼料としても抜群です。

【納期】
2〜8日以内に発送します。
20粒50粒100粒300粒500粒1000粒3000粒5000粒
型番 SiberianMotherworteed
販売価格
440円(本体400円、税40円)
購入数
オーダー
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