マーシュ(ノヂシャ、ラムズレタス)の種

日本ではあまり知られていない品種ですが、フレンチ料理の付け合せや欧米のサラダでは良く愛用されています。 アメリカやイギリスの英語圏ではコーンサラダ(Cornsalad)と呼ばれています。 これは、とうもろこし畑でよく自生しているのが見られたからと言われています。

【栄養価】
マーシュは栄養価が高いことでも知られ、100gm中38.2mgのビタミンCが含まれています。 この量はコマツナやヨモギなどと同等です。 また、体内でビタミンAとなるβカロテンが多く含まれる緑黄色野菜で、含まれるビタミンAの量は100gm中7,092IUもあります。 βカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。 

【特徴】
通常は若い間に株ごと収穫され、柔らかい葉を生のままサラダなどで食べます。 味は淡泊でシャキシャキした食感で、ほんのり甘味があります。 ハーブとして扱われることも多いですが、強い香りやクセはなく、どんな料理にでも合わせられます。

和名: マーシュ、ノヂシャ、ラムズレタス、コーンサラダ、
英名: Lamb's lettuce,、Corn salad
フランス語: mâche
学名: Valerianella locusta

原産国: リヨン・フランス
栽培期間: 40〜50日 (収穫サイズによる)
形態: オミナエシ科、一年草
種まき: 下記参照
適正土壌pH: 7
発芽率: 85%
草丈: 15〜20cm
栽培可能地域: 日本全国
プランター栽培: 可能
株間: 20〜30cm
遺伝子組み換え: なし
連作障害: あり。 1年空ける *アブラナ科
栽培難度: Level 2

【適作パターン】
マーシュは栽培期間も短く、トンネルやハウス栽培すれば通年栽培収穫することが出来ます。 露地栽培の場合、3〜4月の春か、9〜10月の秋に種を蒔き、5〜6月と10〜1月頃まで収穫できます。 春蒔きのものは葉が薄く柔らかい傾向にあり、冬に収穫されたものは葉が凍りつかないよう厚みと甘味が増しています。 美味しい旬の時期は冬、12月〜1月といえます。

【栽培方法】
■土壌・環境
日当たりのよい場所を好みます。 暑さにやや弱いので、真夏の高温期を避けて栽培を行ってください。 霜さえ気を付ければ寒さにも耐えて屋外で冬越し可能です。 露地で栽培する場合は簡単な霜よけを行ってください。

■種蒔き
直播きにして間引きながら育てる方法がおすすめです。 プランターや箱の場合、指で土にまき筋を付けてその筋にっ沿って1cm間隔くらいでぱらぱらとまいていき、土をかぶせます。 発芽してきたら混み合った部分を間引きながら株と株の間の間隔を広げて育てていきます。 間引きは1〜2回程度、混み具合を見て行います。 間引いたものも「間引き菜」として利用できます。 通常の大きさのプランターなら平行に2筋、まき筋を付けてまきます。 
地植えにする場合、まき筋は20cmほど間隔をあけて平行にします。

■水やり・肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 じめじめとした土は嫌がります。 
肥料はタネをまく、もしくは植え付ける場所にあらかじめゆっくりと効く粒状の肥料を適量混ぜ込んでおきます。その後は双葉が開いた頃から1週間に1回普通の草花に与えるより多少濃いめの液体肥料(500倍希釈)を与えます。 肥料は収穫を終えるまで続けてください。

■収穫
本葉が5〜6枚に生長したものを引っこ抜いて収穫するか、もっと大きく育てて本葉が10枚以上になったら中心の柔らかい若葉やその後にできるわき芽を摘んで収穫し、また葉っぱが出てきたら摘んで収穫するというように繰り返し葉を摘むという2通りの収穫方法があります。

【納期】
2〜8日以内に発送します。
20粒50粒100粒300粒
型番 MacheSeed
販売価格
495円(本体450円、税45円)
購入数
オーダー
  • まにゃ
  • 40代
  • 女性
  • 2017/10/13 21:09:11
豊作
発芽してから収穫まで順調に育ちました。
毎日収穫してサラダに加えています。
リピート予定です♪
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