タケニグサ(竹似草)の種

タケニグサは本州〜九州に自生しています。 葉は広卵形をしたカシワ葉で、葉縁に切れ込みがあります。 夏になると、粟粒状の白花を茎先の大きな円錐花序につけ、下から徐々に開花していくのが特徴です。 ツボミが割れると、糸のように細い花弁が開き、花びらが散るとオレンジ色の花柱が残ります。 風が吹くと、その果実が揺れて互いに触れ、その時、音が出ます。 その音が何ごとかささやいている感じであるところから、「ササヤキグサ」の別名があります。

乳液には殺菌作用が強く、皮膚病やたむしに効き目があるので新鮮な乳液を直接塗ります。 中国では開花期の全草を採取して乾燥させ、かゆみ止めに煎じた液を外用します。 タケニグサは有毒植物ですから内服しないように注意してください。 茎を折ると出る黄色い汁はプロトアネモニン(protoanemonin)やアルカロイドの一種プロトピン(protopine)等を含んでおり有毒です。

和名: タケニグサ、竹似草、チャンパギク、占城菊、ササヤキグサ
英名: Plume Poppy
学名: Macleaya cordata

原産国: 愛知県
形態: ケシ科タケニグサ属、多年草
草丈: 1.5〜2m
株間: 60〜80cm
播種: 10〜12月、2〜4月
発芽適温: 15〜20℃
発芽率: 90%
生育適温: 17〜30℃
耐寒温度: 0℃
耐暑温度: 35℃
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■環境、土壌
土壌は特に選びませんが、日当たりと水はけの良い土壌を好みます。 野生化するほど性質は丈夫な植物ですが高温多湿を嫌います。 また、じめじめした水はけの悪い土壌や日当たりの悪い環境は生育に適しません。 

■芽出し
特に下処理は必要ありません。 覆土は5mm以下にしてください。 露地蒔きする場合、越冬してから新春に発芽します。 2〜4月に播種すると晩夏に花を咲かせます。

■定植
10cmになってから屋外に定植してください。

■肥料
肥料は土に腐葉土や堆肥などの腐植質が入っていれば特に必要ありません。

■手入れ
選定や手入れは特に必要ありません。 葉が枯れて、茶色になったら除去する程度で十分です。 

■植替え
鉢で栽培することも可能ですが、根張りがすごいので、下から根が出てきたら株分けや大きめの鉢に植え替えてください。

【利用】
観賞用、ドライフラワーとして。
20粒50粒100粒300粒
550円(本体500円、税50円)
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990円(本体900円、税90円)
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2,640円(本体2,400円、税240円)
在庫 0 オーダー売切れ中
3,850円(本体3,500円、税350円)
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型番 PlumePoppySeed
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