モウズイカ(マーレイン、バーバスカム)の種

ビロードモウズイカよりも若干小さめのマーレインです。 主に地中海近辺に自生しています。 葉や花に薬効があり、薬草・ハーブとして用いられます。

マーレインには鎮静・抗炎症・去痰などの作用があり、ハーブティーにして飲むと喉の炎症を抑え、痰の排出を助けてくれます。 喉の不調だけでなく、関節炎や気管支炎、皮膚炎などにも広く効果があると言われています。 古くからマーレインは呼吸器系の諸症状の改善に用いられてきました。 このハーブは風邪やぜんそく、慢性的な咳などの症状を和らげてくれます。 ニワタバコという別名にもあるとおり、かつてはマーレインの葉でタバコを作り、こうした症状改善のために利用していたと言います。

和名: モウズイカ、マーレイン、バーバスカム
英名: Moth Mullein、White Moth Mullein
学名: Verbascum blattaria

原産国: ザダル・クロアチア
形態: ゴマノハグサ科モウズイカ属、二年草
草丈: 90〜120cm
株間: 40〜50cm
播種: 4〜5月、9〜10月
発芽適温: 15〜20℃
発芽率: 89%
生育適温: 20〜27℃
耐寒温度: 0℃
耐暑温度: 35℃
連作障害: なし
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■環境、土壌
日当たりと水はけの良い、やや乾燥気味の石灰質土壌が適しています。 野生化するほど性質は丈夫な植物ですが高温多湿を嫌います。 また、じめじめした水はけの悪い土壌や日当たりの悪い環境は生育に適しません。 

■芽出し
特に下処理は必要ありません。 覆土はしないでください。

■定植
10cmになってから屋外に定植してください。

■肥料
肥料は土に腐葉土や堆肥などの腐植質が入っていれば特に必要ありません。

■手入れ
選定や手入れは特に必要ありません。 葉が枯れて、茶色になったら除去する程度で十分です。 

■植替え
鉢で栽培することも可能ですが、根張りがすごいので、下から根が出てきたら株分けや大きめの鉢に植え替えてください。

■越冬
冬は葉が地面の低い位置でべちゃっと広がったロゼット状で越します。

【利用】
観賞用、ドライフラワーとして。

【納期】
2〜10日以内に出荷します。
50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 MothMulleinSeed
販売価格
550円(本体500円、税50円)
購入数
オーダー
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