えごまの種

シソの仲間で、葉を焼肉と一緒に食べたりキムチ漬けやニンニク醤油漬けなどに利用する健康野菜です。 葉は緑色の卵円形で独特の香りがあります。 一般的には葉を利用しますが、種・実も利用することができます。 種子からはエゴマ油が採れ、食用や塗料用に用いられます。

エゴマ油には、α−リノレン酸が多く含まれ、ガン細胞の増殖を抑える、血圧を下げる、血栓を解消し、血液の流れをよくする、炎症やアレルギーの症状を抑えるとされています。

和名: えごま
英名: Beefsteak plant
学名: Perilla frutescens var. frutescens

原産国: 広島県
形態: シソ科シソ属、一年草
草丈: 120〜200cm
栽培期間: 80日
種まき: 5〜7月
適正土壌pH: 6.2〜6.8
発芽率: 86%
栽培可能地域: 日本全国
プランター栽培: 可能(幅60cmなら3株)
株間: 30cm
畝間: 90cm
連作障害: なし
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■環境、土壌
エゴマを栽培する田畑は、前年の秋か早春に、完熟堆肥を前面に散布し、深さ15cm位の深さに耕耘して、土に堆肥がなじむようにします。 近年、化学肥料を一切使わない有機栽培が盛んですが、米ぬかや油かすを使用する場合は、早めに土壌になじませます。 播種直前の使用は、虫発生の原因となります。

■元肥
施肥量は、10a当たり成分で窒素3〜5kg、リン酸6〜8kg、カリ6〜8kg、石灰40〜60kgを施します。 特に石灰の効果は大きく、三要素と石灰の施用によって、子実収量、含油率が高くなります。

■播種
過度に早播きすると、出芽に多くの日数を要し、茎葉が繁茂する割合には、子実収量が少なくなります。 逆に、過度に遅れると温度が急激に高くなり、体(生長)のできないうちに生殖生長に移り、開花結実し収量があがらないので、注意してください。 覆土は、種子が隠れる程度に薄くしてください。 

■間引き
1回目は5cmの大きさになってから間引いてください。 2回目は1回目の間引きから2週間後に実施してください。

■摘心
草高を高くすると、倒れやすく、収穫に大変に手間取るので、3〜5節残して芯を摘んでください。 勢いの良いときは必要に応じて2〜3回摘心してください。 草高を120cmくらいに抑えると、収量確保につながります。

■土寄せ
中耕と除草を兼ねて土寄せします。 根張りが良いと台風に倒れないしっかりしたエゴマができ、粒も大きく油の量も多いです。 2〜3回すると丈夫なエゴマになります。  田んぼの転作で作る場合など水はけが悪い場合、最初から畝を高くして栽培します。

■収穫
子実の充実は、開花始めから2週間くらいまでは緩慢ですが、それを過ぎると急速に充実が進み、含油率も高くなります。 脱粒性はゴマやナタネ以上です。 開花始めから約30日ほどで、全体の2/3が黄色くなったら収穫の適期です。 この時期に収穫すれば、株を逆さにしても実の脱粒が少ないです。 雨後や露のある朝夕、あるいは曇天の日を選んでください。

【納期】
2〜8日以内に発送します。
20粒50粒100粒300粒500粒
型番 EgomaSeed
販売価格
275円(本体250円、税25円)
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