ギンネム、ギンゴウカンの種

タイでは若芽、幼花、幼莢、種子が食されます。 オジギソウやネムノキも属するネムノキ亜科に分類され、両種の特徴である鳥の羽のような葉(羽状複葉)を持ちます。 若葉や芽にミモシン (mimosine) という有毒アミノ酸を含有しているので、家畜がこれらを摂取し過ぎると脱毛、繁殖障害、成長阻害といった弊害が出ます。

和名: ギンネム、ギンゴウカン
英名: White Leadtree、Jumbay、River Tamarind
タイ語: Phak Kratin
学名: Leucaena leucocephala

原産国: アントン・タイ
形態: マメ科ネムノキ亜属、常緑低木
樹高: 3〜10m
栽培期間: 2年〜
自家結実性: 1本で結実します
種まき: 4〜6月
発芽適温: 17〜27℃
発芽率: 91%
ベランダ栽培: 可能
耐寒温度: 10℃
耐暑温度: 35℃
株間: 2〜10m
連作障害: なし
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
■育てる場所・土
日当たりの良い場所を選んでください。 土質は特に選びません。 露地栽培は関東以南で可能です。

■芽出し
1) 濡れたペーパータオルに種を包んで、1〜2週間冷蔵庫で保管してください。
2) タケノコが売られる時期になってから播種して、1cm程度土を被せてください。
3) 発芽するまでは、屋外の暖かい場所で管理してください。 

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 真夏は乾きやすいので、回数を多めにしてください。 冬は地上部は枯れますが休眠はせず、根は生きています。  庭植えの場合は必要ありませんが、鉢植えの場合は、土をカリカリに乾かさない程度に水を与えてください。

■肥料
肥料はそれ程必要ありません。 勢いが無くなってきたら、お好みの肥料を与えてください。

■お手入れ
放っておいて問題ありません。 気になれば暖かい時期に剪定してください。

■収穫
若葉が伸びればいつでも収穫可能です。

■採種
晩夏から秋にかけてサヤが徐々に育ちます。 サヤが黄色く色づいてきたら熟し始めたサインです。 サヤが黒くなってきたら完熟です。 黒く乾いたサヤを振るとカラカラと音がする状況まで待つのが理想です。 サヤが乾く前に収穫するとサヤから豆を取り出すのが大変です。 だからと言って完全に乾くまで待つと霜の被害を受けて腐ってしまう場合もあります。

■増やし方
挿し木(土挿し)で増やすのがとても簡単です。

【利用】
タイでは若芽、幼花、幼莢、種子が食されます。
10粒30粒50粒100粒
型番 PhakKratinSeed
販売価格
2,310円(本体2,100円、税210円)
購入数
オーダー
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