ニガヨモギの種

花言葉は「愛の離別」。 英名の(Wormwood)のワームとは蛇のことで、楽園から追放された蛇が這った跡からこの植物が生えてきたという伝説に由来します。

ニガヨモギはヨーロッパで古くから使われてきたハーブの一つであり、書物では3,600年前のパピルス紙がエジプトで保存されており、聖書にも記載されています。 シェイクスピアやジョン・ダンといった文学作品にも頻度に登場します。

ニガヨモギの持つ独特の強い苦味は、毒草に例えられて人を蔑む意味や媚薬そしてその反対の制淫剤、乳離れの薬として登場します。 虫下し、虫除け、媚薬、制淫剤、呪術そしてベルモットやアブサンといった薬草酒原料として広く知られています。 日本に登場するのは明治初期で江戸時代後期の植物図説で誤ってニガヨモギの名を誤って名付けたとされています。

和名: ニガヨモギ
英名: Wormwood
学名: Artemisia absinthium

原産国: ブレーメン・ドイツ
形態: キク科ヨモギ属、多年草
草丈: 60〜100cm
栽培期間: 30日 (収穫サイズによる)
種まき: 3〜5月
発芽適温: 15〜20℃
適正土壌pH: 6〜7
発芽適温: 
発芽率: 86%
栽培可能地域: 日本全国
プランター栽培: オススメ!
株間: 20cm
連作障害: なし。
栽培難度: Level 1  

【栽培方法】
■種蒔き
桜が咲いてから直播きして、間引いてください。 覆土は5mm以下にしてください。 発芽するまで土を乾かさないように注意して、日陰で管理してください。

■用土
水はけが良くて極端なやせ地でなければ土質は選ばず育ちます。 鉢植えは赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使ってください。

■水やり
地植えの場合、植え付けて根が落ち着くまで1〜2週間は土が乾いたら水を与えてください。 それ以降は自然の雨だけで育ちます。 鉢植えのものは土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。

■肥料
肥料は植え付ける際、ゆっくりと効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでください。 鉢植えは加えて、春〜秋の生育期に液体肥料を月1〜2回与えてください。

■害虫
特にアブラムシの被害が見られます。 放っておくと茎にびっしりと付いて吸汁するので、発生が少ない内に捕ってください。

■植え替え
植え替えの適期は9月〜10月で、株分けを兼ねて行います。 鉢植えは鉢中が根で窮屈になるので1〜2年に1度は植え替えてください。

■注意
繁殖力が非常に旺盛で他の植物を駆逐することがあります。 植え付ける場所や数をよく考えて、過剰な繁殖には気を付けてください。

■収穫
若芽は3月に出たばかりのものを摘み取ってください。 また、葉の収穫適期は6月中旬〜7月中旬です。 生葉を利用するときは、葉先のやわらかい部分を使ってください。

■増やし方
実生もしくは株分けで簡単に殖やすことができます。 夏〜秋に結実したら茎ごと刈り取り、袋をかぶせて日陰に吊っておけば、自然に種子が落ちます。 また、株分けの適期は9〜10月で、大きくなった株を2〜3等分して植え付けてください。

【利用方法】
ハーブティーやヨモギ酒がオススメです。

【納期】
2〜8日以内に発送します。
50粒100粒300粒500粒1000粒
型番 WormwoodSeed
販売価格
495円(本体450円、税45円)
購入数
オーダー
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