カナディアンサービスベリー(ジューンベリー)の種

早春に5弁の白い花を咲かせるので豪快です。 フルーツは直径7-10mm程度で、6月頃に黒紫に熟します。 細かい種子を含みますが、種ごとジャムにして食べることも可能です。 6月(June)に収穫できるところから、ジューンベリーという名称がつきました。 地域によって様々な名称があります。

日本でも育てやすい種で、最近認知度が上がってきています。

和名: カナディアンサービスベリー、ジューンベリー、カラントツリー、シャッドブッシュ、シャッドブロウ
英名: Canadian Serviceberry
学名: Amelanchier canadensis

原産国: ニューファンドランド州・カナダ
形態: バラ科ザイフリボク属、落葉小高木
樹高: 1.5〜8m
種まき: 3〜5月
発芽率: 91%
発芽適温: 20〜26℃
収穫: 8〜10月 *関東の場合
収穫までの期間: 4〜5年
受粉樹: 不要 *1本で結実します
用途: ジャム、ジュース、アイスクリームなど
鉢植栽培: 可能
接木: 可能
株間: 50〜60cm
耐寒温度: -20℃
耐暑温度: 35℃
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
参考サイト:
http://sodatekata.net/flowers/page/457.html

■環境
日当たりの良い場所〜明るい日陰でよく育ちます。 果樹の中では日陰にはよく耐える方です。 強い乾燥が苦手なので西日の当たる場所はNGです。 開花期は雨に当てない方が方が実付きが良くなるので、鉢植えは屋根のある場所に移動させても良いです。

■土壌
水はけと水もちの良いやや酸性の用土を好みますが、さほど選ばなくてもよく育ちます。 庭植えは植え付ける前にピートモスを混ぜ込んでください。 鉢植えは赤玉土にピートモスを3割ほど混ぜた用土を用います。

■水やり
やや乾燥に弱いので、鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 地植えは一度根付いてしまうと特に水やりは要りません。

■肥料
肥料は芽を出す前、3月頃に化成肥料を施してください。 鉢植えは9月にも肥料を与えてください。 肥料はさほど多く与えなくても育ちます。

■仕立て方
放っておいたら8mになるので、株元から勢いよく伸びてくるシュートを1〜2本残して他は付け根から取り除くことをオススメします。 残したシュートは2/3ほど残して先端を切り落とし、ワキから枝を出させます。 2〜3年実を付けた枝は老化して実付きが悪くなるので短く切り戻し、新たに若い枝が出るようにしてください。

■冬越し
寒さに強いので、特に防寒は要りません。

■増やし方
挿し木で増やせます。 前年伸びた枝を3月に挿すやり方と、本年伸びた枝を6月頃に挿す方法があります。 また、取り木でも増やすことができます。

【利用】
生食でも美味しいですが、ジャムにするのが適しています。
20粒50粒100粒300粒
型番 CanadianServiceberrySeed
販売価格
880円(本体800円、税80円)
購入数
オーダー
>