ヨーロッパブドウの種

現在栽培されているブドウは、西アジアのコーカサスからカスピ海沿岸にかけての地方で生まれた「ヨーロッパ種」、北アメリカ東部原産の「アメリカ種」、そして、それらを交配して作った欧米雑種の3群があります。 ヨーロッパの庭木として栽培されている品種はこのヨーロッパブドウです。 秋になると紅葉するので風情があります。

和名: ヨーロッパブドウ
英名: European Grape
学名: Vitis vinifera subsp. vinifera

原産国: ランス・フランス
形態: ブドウ科ブドウ属、つる性落葉低木
栽培期間: 5〜6年
草丈: 3〜10m
種まき: 4〜8月
発芽適温: 20〜25℃
発芽率: 72%
pH: 8〜9
ベランダ栽培: 可能
受粉株: 不要(雌雄同株)
定植時期: 4〜5月
栽培適温: 22〜35℃
耐寒温度: -10℃
耐暑温度: 40℃
株間: 10〜20m
連作障害: なし
栽培難度: Level 2

【栽培方法】
一般的なブドウの栽培方法と同じです。
参考サイト: 
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-112/target_tab-2

■育てる場所・土
日当たりのよい場所であれば、土質は選びません。 ブドウは水はけがよく、弱酸性から弱アルカリの土壌が適しているので、日本の多くの土壌が適しています。 ホームセンターで売られている一般的な家庭園芸用の土で問題ありません。

■芽出し
1) 種子を水に24時間入れたまま、冷蔵庫に1週間程度入れてください。
2) 適当な大きさの鉢を用意し、種蒔き用の柔らかい用土に深さ1cm程度に埋めてください。 となりの種と4cm離してください。
3) 発芽まで3〜4週間かかります。 発芽するまで、土の表面が乾いたら少し水をあげてください。
4) 10cm程度まで育ってから大きめのポットに定植してください。 20cmの丈になるまで、室内で管理した方がベターです。

■定植
定植させる際に、根を傷つけないように土を十分につけたまま植え替えをしてください。 10〜11月が適期です。

■水やり
20cmの高さになるまで、土の表面が乾いたら水を与えてください。 若干乾燥気味な程度が丁度良いです。 1m程度の高さになれば乾燥させても大丈夫です。

■肥料
開花結実するようになったら、年3回、施肥してください。 1回の肥料は控えめにし、まず、寒肥として12月に粒状肥料を適量与えてください。 追肥として3月と8月に粒状肥料を株のまわりに与えてください。

■冬越し
秋の終わり頃から寒さにあてる場合は、水を徐々に少なくし、乾燥させると耐寒力は増します。 1mの高さになれば十分な耐寒性があるので、雪が2m積もる地域での露地栽培も可能です。

■増やし方
挿し木(土挿し)で増やすのがとても簡単です。

■収穫
6〜8月に実が赤くなってから収穫してください。

【利用】
観賞用として。 ワインの原料、乾燥させて干しブドウにしたり、ジュースやゼリーの原料としても利用されています。
10粒30粒50粒100粒
型番 EuropeanGrapeSeed
販売価格
990円(本体900円、税90円)
購入数
オーダー
  • mossarela
  • 30代
  • 男性
  • 2020/04/15 20:21:37
紅葉
庭にブドウの木を植えたいと思い、昨年、食べたぶどうの実から種を撒き発芽しました。
しかし、マルシャ青空さんの商品説明で、ヨーロッパブドウの紅葉がキレイな事がわかり、今回購入させて頂きました。
果樹をきちんと種から育てるのは初めてで、
休眠打破ももちろんはじめてです。
タイミング遅すぎたのではと、心配しているのですが、
うまく発芽してくれる事を祈って、ワンドア冷蔵庫をひとつ種専用にしました(笑)
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