ブラックペッパー(胡椒)の種

胡椒はコショウ科コショウ属のつる性植物の果実で作られた香辛料です。 胡椒の歴史は古く、原産地のインドでは古代から主要な輸出品として生産されており、大航海時代には金と同価値で取引された貴重な食材でした。 インドでは「スパイスの王様」と呼ばれています。

中国では漢方の一種として使われることもあり、その効能としては胃を温めて調子を整える、解熱、筋肉のこりほぐし、食材の毒を和らげるといったものがあります。 栄養素は意外にも豊富に含まれており、特に辛さの元であるアルカロイドの一種「ピペリン」が最近注目されています。

【胡椒の名称】
黒胡椒(ブラックペッパー)、白胡椒(ホワイトペッパー)、グリーンペッパー、ピンクペッパーなどがありますが、個別の品種ではなく、収穫後の処理の仕方によって名称が変わります。

・黒胡椒「ブラックペッパー」
胡椒の木から取れた完全に熟す前の実を長時間かけて乾燥させたものです。 世界中のどんな地域を旅しても、塩の隣にブラックペッパーの小瓶が並んでいると言われていまあす。 強い独特の風味があり、特に牛肉との相性が良い。

・白胡椒「ホワイトペッパー」
赤色に完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたものです。 ブラックペッパーより風味が弱く魚料理と相性が良い。 薬用には一般的にこれが使われています。

・青胡椒「グリーンペッパー」
完全に熟す前の実で収穫するが、ブラックペッパーと異なり塩漬けまたは短期間で乾燥したものです。 「爽やかな特徴のある辛み」があり、肉料理や魚料理との相性が良いとされています。 タイ料理やカンボジア料理では、香辛料としてではなく、実を炒め物の「食材」として利用します。 

・赤胡椒「レッドペッパー」「ピンクペッパー」
赤色に完熟してから収穫するが、ホワイトペッパーと異なり外皮をはがさずにそのまま使用します。 ペルーなど南アメリカの料理で使用されることが多く、マイルドな風味であり、また色合いもよい。 代用品として南アメリカ原産のウルシ科の植物「コショウボク」の実が「ピンクペッパー」の名称でインドやカンボジアなどで使用されることがありますが、別名「ポブレ・ロゼ」とよばれるこの実は学術上は胡椒ではありません。

和名: ブラックペッパー、胡椒
英名: Black Pepper
ヒンズー語: Kali Mirch
学名: Piper nigrum
品種: Pournami

原産国: ケララ・インド
形態: コショウ科コショウ属、つる性植物、多年草
収量: 2,300kg/ha
草丈: 5〜10m
pH: 5.0〜6.5
種まき: 3〜9月
発芽適温: 20〜27℃
発芽率: 75%
ベランダ栽培: 剪定すれば可能
耐寒温度: 10℃
耐暑温度: 40℃
株間: 3〜4m
連作障害: なし
栽培難度: ★★★

【栽培可能地域】
沖縄以外での露地栽培は厳しいです。 沖縄以外で栽培する場合には、冬場は室内で温度と湿度管理を徹底してください。

【栽培方法】
■芽出し
1)地温が20℃は必要なので、桜が咲く頃に播種してください。 覆土は1cm以下にしてください。 事前処理は必要ありません。
2)発芽するまでポットをサランラップ等で覆って湿度を保ってください。
3)幼苗のうちは弱いので、10cmの高さまで室内で育ててから定植してください。

■育てる場所・土
熱帯性植物なので、温度管理も重要ですが、湿度管理を徹底してください。 つる性なので、何等かのサポートが必要です。 インドでは30x30cmの柱にはわせています。

土壌は特に選びませんが、水はけが良い環境にしてください。

■水やり
夏場は土を乾燥させないように2日に1回の割合であげてください。 冬場は1週間に1回にしてください。

■肥料
花がついたら適度に追肥してください。

■冬越し
耐寒温度は10℃ありますが、ある程度の湿度も必要です。 温度があっても湿度が不足すれば枯れるので注意してください。

■増やし方
挿し木(水挿し)で増やすのがとても簡単です。 6〜8月に20cm程度切った穂木を使用してください。
20粒50粒100粒300粒
型番 BlackPepperSeed
販売価格
750円(税込810円)
購入数
オーダー
  • kzj78
  • 50代
  • 男性
  • 2017/01/12 01:11:45
有難うございました。
丁寧で迅速な対応に感謝いたします。大事に試行錯誤し、育てたいと思います。
ショップからのコメント
栽培経過・結果報告をして頂ければ幸いです。(2017/01/23 23:10:28)
  • DARUMA
  • 40代
  • 男性
  • 2016/08/26 08:57:01
播種から1週間後のブラックペッパー
ブラックペッパーの発芽準備

・土は苗育成用の土をしようしました。
・ポットは黒・8cmを使用しました。

土を入れて播種前にまず、水で湿らせます。その後、種子を4から5粒播き、苗用の土を約1cmかぶせます。そして、50倍希釈のメネデール液をかけます。

その後の管理は、温度20〜25度をキープしながら土の表面が乾燥しないように水分管理をします。

発芽したら太陽光にあたるようにベランダへ出します。

冬越しは、気温が10度を下らないように15度〜20度の部屋で管理し、来年を待ちます。

胡椒のように珍しい植物、上手く育つかが楽しみです。
  • seitanob
  • 40代
  • 男性
  • 2016/08/18 18:30:43
胡椒種子
この度にはお世話になりました。
日本国内では貴重な胡椒種子をこれから発芽させ、
生育状況を観ていきたいと思います。
インドケララ由来とのことで、発芽が楽しみです。
ありがとうございました。
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