タンジーの種

黄色い花の代表格、タンジーです。 殺菌・防虫効果があり、乾燥葉はハーブとして虫除けなどに使われていました。 明るい花色と、細かく切れ込む繊細な雰囲気の葉姿もよく、観賞用にも植えられます

以前は食用にも使用されていたましたが、毒性があることが判ったために、現在では食用としては用いません。 全草から漂うカンファー臭(樟脳のにおい)には防虫効果があり、花、葉茎をポプリやドライフラワー、リースなどのクラフト素材として利用します。 また、茎葉からは緑がかった黄色、花からは黄色の染料が採れます。 乾燥させた葉をサシェにしてタンスやお部屋の防虫剤として利用するのもおすすめです。

英名: Tansy
和名: タンジー
学名: Tanacetum vulgare

原産国: ニース、フランス
形態: キク科、多年草
草丈: 60〜120cm
露地栽培: 全国
種蒔き: 3〜6月、9〜10月
発芽適温: 20℃以上
発芽率: 74%
耐寒温度: 8℃
株間: 30〜100cm
栽培難度: Level 1

【栽培方法】
■環境・土壌
日向よりも半日陰の方が良く育ちます。 保水力のある肥沃な土壌で良く育ちます。

■種蒔き
春蒔き、秋蒔きが可能です。

■水やり
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えてください。 地植えのは苗が根付くまでは水やりしますが、その後は極端に乾燥するとき以外、特に水やりは必要ありません。 

■肥料
植え付ける際に土にゆっくりと効く粒状タイプの肥料を混ぜ込んでおけばその後の肥料を与える必要はありません。

■収穫
夏場に開花したら収穫してください。

■増やし方
株分けとタネまき、挿し木で増やせます。 一度植えると花が咲いた後にタネがこぼれて増えることもあります。 種蒔きは4月か9月が適期で、種蒔き用の土を入れた箱などにタネをまいて混み合ったところを間引き、本葉が5〜6枚くらいの苗に育ったら花壇などに植えつけてください。

株分けは植え替えを兼ねて行ってください。  掘り上げた株は2〜4つに分けて植え付けます。 一株で大きく広がるので、増やす予定があるのでしたら株間は1mほど取ってください。

【利用】
毒性があるので食用にはならず、防虫としての利用が一般的です。 生の葉をそのままペットの小屋や戸口に敷いたり、乾燥させた葉をポプリ袋に入れて衣服の防虫サシェに利用します。 花からは鮮やかな黄色の染料が採れ、染色ハーブとしての利用もできます。 花壇や切り花、クラフト素材はもちろん、最近ではその大きなシダ状の葉の美しさから、アレンジメント用の観葉植物として扱われたりもしています。
20粒50粒100粒300粒
型番 TansySeed
販売価格
440円(本体400円、税40円)
購入数
オーダー
  • DARUMA
  • 40代
  • 男性
  • 2016/12/01 18:53:21
タンジー
タンジ―は草丈1mほど。黄色の小さな服のボタンのような花を咲かせる香りの強いキク科植物。
宿根草で冬は地上部が枯れてしまいますが、春になるとまた芽吹きます。
さし木でも増えるので、栽培は難しくはなさそうですね。
ただし、全体に毒があるようなので、ハーブとして香りを楽しむだけにします。
私はそれを利用して、さらなる忌避剤の改良に挑戦するつもりです。
>