マンゴスチンの種

販売期間: 6〜10月

マンゴスチンは「果物の女王」といわれているトロピカルフルーツで、パイナップルやチェリモヤとともに世界三大美果としても有名です。 程よい甘味と酸味、ライチと比較的似ていますがライチよりも甘みが非常に強くジューシーなのが特徴です。 マンゴスチンの果実は直径5~7cmのトマトくらいの大きさで、食べられる部分は赤紫色の分厚い皮に覆われています。

19世紀、大英帝国のビクトリア女王(1837〜1901年)は「我が領土にマンゴスチンがあるのに、これを味わえないのは遺憾の極みである」と嘆いたと伝えられています。 当時は現在のような冷蔵技術がなく、日持ちが悪いマンゴスチンをイギリスまで輸送する手段はありませんでした。 今では冷凍でも生果でも比較的簡単に手に入るので、ビクトリア女王に言わせると贅沢ですね。

【成分】
このマンゴスチンの主な成分はビタミンB1です。 ビタミンB1は炭水化物を分解してエネルギーに換えてくれます。 他にもミネラル群を多く含んでいるので、インドなどでは傷の治療や下痢止めとしても使用されています。 

マンゴスチンの皮には「キサントン」というポリフェノールに分類される成分がたくさん含まれており、「α-マンゴスチン」とも呼ばれています。 この「キサントン」は自然の中でマンゴスチンが一番多く保有しているともいわれており、日本でもがんの治療にキサントンを処方されることもあります。 「α-マンゴスチン」にはがん細胞を殺す働きがあり、特に大腸がんに効果があるといわれており日本でも研究がすすんでいるようです。

苗は以下で販売しています。
https://www.marcheaozora.com/?pid=87947162

和名: マンゴスチン
英名: Mangosteen
タイ語: マンクット
学名: Garcinia mangostana

原産国: スラータニー・タイ
形態: フクギ科フクギ属、常緑高木
自家結実性: 1本で結実します
栽培期間: 5〜8年
樹高: 3〜7m
葉張り: 2〜4m
ベランダ栽培: 剪定すれば可能
pH: 5.8〜7
発芽適温: 25〜30℃
発芽率: 92%
耐寒温度: 6℃
耐暑温度: 35℃
種まき: 3〜6月
株間: 2〜3m
連作障害: なし
栽培難度: Level 4

【雌雄判断について】
マンゴスチンは雌雄異株ですが、雌だけで繁殖できる「単為生殖」が可能な植物です。 花は2.5〜4cmで、雄花または両性花です。 雄しべは多数。雌しべは1個、柱頭は4〜8裂します。

【栽培方法】
■芽出し
発芽の適温が25℃なので、発芽はとても遅いです。 
1) 直播きして、2cm程度土を被せてください。 育苗器(保温装置)を使うほうがベターです。
2) 発芽するまではメネデールを100倍に薄めた水を与えてください。 約1週間ほどで発芽し、1ヶ月ほどで少し赤みがかった可愛い苗木になります。

■育てる場所・土
土質は特に選びません。 半日陰から日当たりが良い場所と湿りけのある土を好みます。 25℃以上の環境で育ちます。 30cmの高さになるまで、半日にしてください。

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 真夏は乾きやすいので、毎日1回水をあげてください。 冬は地上部は枯れますが休眠はせず、根は生きています。  気温が20℃以下になったら3日に1回、15℃以下になったら4日に1回の水やりで十分です。 根は強くないので、根腐れに注意してください。

■肥料
春〜秋にかけて2ヶ月おきに緩効性の肥料を与えてください。

■お手入れ
放っておいて問題ありません。 気になれば暖かい時期に剪定してください。

■収穫
条件さえ整えば、年に2回程花を付けます。 

■増やし方
接ぎ木で増やすのがとても簡単です。 フクギ(Garcinia subelliptica)をを台木としてください。

■越冬
年間平均気温が18℃を下回るような場所では、冬場は室内で管理してください。 11〜3月は少し水をやるのを控えてください。

【利用】
固い果実を数日常温で保管し、柔らかくなった頃に冷蔵庫で冷やして食べてください。 熟するまでは硬いので常温で数日置いてください。 シワができ弾力が出て来たら食べごろです。 若干柔らかくなった皮をむき、果肉を適当な大きさに切ってから冷凍庫で保管し半冷凍にしてから食べると天然のシャーベットになります。

【納期について】
ある程度の在庫は常備していますが、メディアに掲載された際に完売することがあります。 新鮮な種子を定期的に輸入していますので、2週間以内に出荷致します。
5粒20粒50粒100粒300粒
1,980円(本体1,800円、税180円)
在庫 0 オーダー売切れ中
7,480円(本体6,800円、税680円)
在庫 0 オーダー売切れ中
17,600円(本体16,000円、税1,600円)
在庫 0 オーダー売切れ中
33,000円(本体30,000円、税3,000円)
在庫 0 オーダー売切れ中
92,400円(本体84,000円、税8,400円)
在庫 0 オーダー売切れ中
型番 MangosteenSeed
在庫状況 在庫 0 オーダー売切れ中
購入数
Soldout
  • だばばん
  • 30代
  • 2018/08/11 10:42:28
数回にわけてチャレンジして
冬〜夏にかけてシーズンをずらして発芽をかけてみました。
冬場は発芽適温25℃で加温しても、ほとんど発芽しません。
しかし夏場は約6〜7割くらいで発芽しましたので、日照時間も発芽に関係しているかも知れません。
播種は7〜9月に行うのがベストなようです。
たまに割れたような種が混ざっていましたが、胚軸らしきものが残っていれば発芽しましたので、あまり心配はなさそうです。
播種前に給水を行う方がありますが、マンゴスチンに関しては白絹病のような胞子が発生しやすくなった印象があるので、やらないのが無難だと思います。(加湿気味になる袋発芽も同様でした)
種自体の品質はよいと思いますが、とくに冬場のロットは初心者の方は避けるのが無難かと感じました。
まだまだ未知な点が多いので、とても楽しいですよ。
  • 朱鯉
  • 30代
  • 男性
  • 2018/07/16 18:59:01
袋開けたら芽が出てました
もともとあったパッションフルーツが無事実を付けたので新しいエキゾチックフルーツとして選びました。
届くまでしっかりと連絡があり、到着を安心して待てました。

今日植えるために開けてみたらびっくり。
芽が2つばかり生えてきてました。

忙しくて2−3日机に置いていたのでその間に生えたのかな?
とりあえず発芽能力に問題はないようです(笑)
あとは無事育ってくれるのを祈っています。
  • titti
  • 50代
  • 女性
  • 2017/08/29 21:07:59
発芽しますように
本日マンゴスチン種受け取りました。ちょっと肥し?のような匂いがしました。そのままピートモス主体の用土に埋めましたが果たしてそれで良いのか不安一杯ですが無事発芽してくれるのか楽しみです。
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